シンデレラの時間割の課題の中で
所要時間を意識するというものがあります。
時間割を提出するのですが、
なかなかどうして、最初こそ丁寧に書いて提出しますが
途中から、
惰性になってきます。
もちろん、何も言いません。
子どもじゃないんですからね。
自分で「あ~そろそろまじめにもう一回記録しようかな」
そう気付かないと、話にならないのです。
だいたい、2通りにわかれます。
なんで、こんなことをやらないといけないんですか?
→答え重視。こたえがないと納得できないと自分じゃないものに責任を探す人
とにかく、口にださずに続ける人(休みがちでも)
この時に、思い出さないとね
守破離。
そして、自分の頭で考えるということです。
所要時間の把握。
これは自分が一体何にどれくらい時間がかかっているのか。
この(掃除や洗濯ほしなど)家事は、技術の向上次第で
時間は短縮できるのか?
家事のレイアウトや「流れ」で所要時間の誤差は、どれくらい見込めるのか?など
いくらでも自分の頭で考えられます。
そして、
こうやろう、ああやってみよう。という具合に試行錯誤ができます。
なぜなら、課題はどれも単純なものだからです。
玄関掃除なら、①靴などをどかす②水拭きする
だけですし
お風呂掃除も①モノをどかす②から拭きする
だけです。
洗剤をつかおうが、つかわないだろうが、磨き上げ掃除機をつかおうが
2度拭き、3度拭きしようがなんの制約もないのです。
そしてそれらの工程にたとえば、反復次第でかかる時間をカン宿してみたいと考えたなら何度でも掃除すればいいのです。
一日に1度しか掃除をしてはいけない、などと禁じていません。
所要時間の把握ができたということは
所要時間の感覚がみについたということです。
自分はいったい何にどれくらい時間がかかっているのか?
それを、みな、案外わかっていないのです。
だから、待ち合わせ、とか9時までに新横浜駅に、と言われると
無意味に、「余裕を見て・・30分前に到着しておこう」とか言いだすのです。
それは、まず、最短の時間を細かく洗い出して、そのうえで、
時間をのせていくのが正しいやり方です。
なんの余裕なのか知りませんが、
あっちも30分前、こっちも30分前、それは、なんだっけ、
こどもにも、そうしていませんか?
速めを責めていません。
なんのために、早めに到着しているのか?を
わかっているのと、意味も分からずに速めにするなど
こどもは、混乱するばかりでしょう。
考えることを放棄しない。
シンデレラの時間割🄬です。