今日、少し時間がとれたので
仕事の話をしました。
いや、少し違うかな。
自由についての私の考えと示し方を説明しました。
踏み込んで話しますと、
息子の中高は実に自由な学校で6年間という時間を
コクーンのように過ごします。
自由の本当の意味を、わたしはそこで目の当たりにしたのです。
3年間では短すぎ、6年間でちょうどいいのだと
卒業を迎えるときに、実感したのです。
さて自由にやらせる。
生徒を自由に活動させる機会を多く…という以上に
全て自由。
羽目を外しすぎ、足を大きく踏み外すこどもたちもいますし
息子も例外ではありません。
いったいどういう心構えなら先生のような(学校のような)
姿勢を貫けるのだろう。
踏み外した子供たちを、放り出すことは最も簡単です。
でも、それは俯瞰でみると、教育ではないのです。
それを承知で生徒を信じて
引き受ける、そして待つ。
その辛抱強さは、学校の特色でもあります。
綱渡りのような、まあ・・・5年間です。
6年目には、自由のコントロールというのか
いやいや
違いますね、・・自由、の意味をしっかり理解した、
ということです。
エピソードを紹介します。
少し、昔話をさせてください。