【バイオリン】没頭と集中は違う | CONCERTO大人の自習室®️~シンデレラの時間割®~ 

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おうち時間研究家のコンチェルトみほです。
ブログ1本で会社にしました。
シンデレラの時間割®で家事を通して時間管理術が身につく方法を伝えています。

先日の記事の続きです。

「思わず」と「つい」という行動について→


バイオリンの演奏についてです。


今日は

「没頭」と「集中」は違うということについて

書きます。


自宅練習でも

先生の前でも

舞台でも


全て、こう考えていました。

「集中するコト」

もっと細かくいいますと

「没頭ではなく、集中しなさい」ということです。


それが先日の記事の→

「止まりなさいという指示が出たときには

すぐに演奏をとめる」


没頭していたら、できません。

集中はコントロールできます。

心が、「ここにある」という状態。


没頭は、どうでしょう。

「心ここにあらず」

周りが見えない。聞こえない


これでは、練習になりません。

遊びです。


バイオリンを習うということは

勉強です。

没頭して弾く、

・・・素晴らしいと思いがちですが

違います。


このことを、

しっかり息子達に、伝えていました。


弾いている最中に

ふいに「ハイ」と止める。


すぐに止める。すぐにピタッと停止できる時は

集中しているということです。


ここで、

「なんで止めたの~~」とか

見当はずれな意地で

「弾くのをやめない」という

状態は

実にくだらないやりとりであると

その都度伝えました。


こどもは、自分がミスをするのを嫌がりますが

弾いているのを、止められるのも

とても嫌がります。


周りが見えない状態

聞こえない状態は、

あそびの時間で発揮すればいいことだと考えていました。


コントロールできるのが

集中力なのです。
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2010年、画像