先日の記事の続きです。
「思わず」と「つい」という行動について→★
バイオリンの演奏についてです。
今日は
「没頭」と「集中」は違うということについて
書きます。
自宅練習でも
先生の前でも
舞台でも
全て、こう考えていました。
「集中するコト」
もっと細かくいいますと
「没頭ではなく、集中しなさい」ということです。
それが先日の記事の→★
「止まりなさいという指示が出たときには
すぐに演奏をとめる」
没頭していたら、できません。
集中はコントロールできます。
心が、「ここにある」という状態。
没頭は、どうでしょう。
「心ここにあらず」
周りが見えない。聞こえない
これでは、練習になりません。
遊びです。
バイオリンを習うということは
勉強です。
没頭して弾く、
・・・素晴らしいと思いがちですが
違います。
このことを、
しっかり息子達に、伝えていました。
弾いている最中に
ふいに「ハイ」と止める。
すぐに止める。すぐにピタッと停止できる時は
集中しているということです。
ここで、
「なんで止めたの~~」とか
見当はずれな意地で
「弾くのをやめない」という
状態は
実にくだらないやりとりであると
その都度伝えました。
こどもは、自分がミスをするのを嫌がりますが
弾いているのを、止められるのも
とても嫌がります。
周りが見えない状態
聞こえない状態は、
あそびの時間で発揮すればいいことだと考えていました。
コントロールできるのが