今日は、「考える時間を愉しむ日」となったので
あれこれ
妄想したり、浮かんでは消えていく「何か」で
楽しんでいました。
地味で、秘かな遊びです。
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「ひとりの世界をじゃましちゃいけない」
今から20年以上前かしら。
一足先に、夫と2歳の長男が砂場にいき
私が30分くらい遅れて到着しました。
そうだ、あの時・・・。
どんなふうにあの二人は遊ぶのかな?
と、しばらく眺めていたんだっけ?
ベンチに座って本を読んでいる夫。
時々長男が駆け寄って、少し話して
また砂場に戻る。
そんな光景が目に入りました。
「一緒に遊べばいいのに」
そう夫に言って
長男のそばに行こうとした瞬間に言われたのでした。
「よく見て。表情を見て。」
「一人の世界をじゃましちゃいけない」
あの時、私はいったいどんな気持ちだったのかしら。
これが近いかな!?
~エミールから引用~
私はわんぱく小僧たちが、雪の上で遊んでいるのを眺めている。 皮膚は紫色になり、凍えて、ほとんど指を動かすことも出来ないでいる。 自分で火に当たりに行くのはまったく自由なのにそうしようともしない。 もし誰かがやってきて強制的にそうさせようとすれば、 子どもは寒さの厳しさを感ずるよりも、 束縛の厳しさを百倍も強く感ずるだろう
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