数年前のお話です。
この時期になると、思い出すエピソードです。
息子の受験の期間のことですから年明けの事ですが
なぜか、11月になると思い出します。
心配なことがあり、でもそれを口に出してはいけないような
そんな日々のことです。
ふと、ある先輩女性が浮かびました。
・・・「お電話したいのですが」と
恐る恐るメールをした日。
お約束の時間に電話をしましたら開口一番
「コンチェルトさん、よく電話をくださいました。
私も、コンチェルトさんの声が聞きたいと思っていたのです」
そう言ってくださったのでした。
どれほど、ほっとしたことでしょう。
そのとき、
「相談にのっていただきたかったのではない、
その女性の声が聞きたかったのだ。」
と気づきました。
自分から電話したにもかかわらず、
口の重いままの私に、いろいろ心を砕いてくださったのでした。
今でも、その時の感謝の気持ちは覚えています。
素敵な女性です。
頑張れ受験生!
<今年の桜画像>