長男が2歳くらいだったでしょうか。
その日は来客の予定があったのか、
夫が長男を公園につれだしていました。
お砂場セットをもって、三輪車だったか、またぐ車?
にのって。。。
思ったよりはやく準備が整い、私も公園に向かいました。
夫は木陰で本を読んでいました。
長男はお砂場。
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私は、なんだか悲しいような気持ちになり
砂場に駆け寄ろうとしました。
「ちょっと、コンチェルトさん、まって。
〇〇をよく見てごらん」
夢中になって、砂を掘っています。
なにか、うまくいかないような
うまくいっているような必死?のお遊び中。
でも、夢中になって遊んでいる・・・・
ぼんやりと立ち尽くす私に夫は
「ね・・、ひとりの世界をじゃましちゃだめでしょう。
コンチェルトさん」
しばらくして、顔をあげた息子は
プリンのカップに詰めた砂を見せにきました。
こどもの世界。
私は、夫と息子を公園において家に戻ったのでした。
ちょうど、今くらいの季節だったかもしれません。
子供の世界を
見守る。