経理マンの働きながら会計士受験ブログ -9ページ目

本日、水道橋の大原にて全経上級を受験してきました。

感想はおいおい書くとして、試験前に「全経上級に落ちたら会計から足を洗って、シリ○に渡航します」とか調子こいて言わなくて、心の底から良かったです。結果は微妙なので・・・


さて、本題ですが、ネットスクールのサイトに解答速報が出ていましたので、早速自己採点してみました。

以下、試験の感想と自己採点の結果です。


1.試験の感想

■商業簿記

問題1は「評価勘定」と「仮勘定」は書けましたが、仮勘定の例示を「建設仮勘定」と「ソフトウェア仮勘定」と書いてしまいました。
問題2は、恐らく、当期純利益と繰越利益剰余金まで合わせられたので、満点近く取れたと思います。

■会計学

問題1の正誤問題は、○×自体は全部正解できました。誤りの理由もそこそこ書けたと思います。
問題2は「子会社株式の段階取得に係る差額はなぜ当期の損益とするのか?」という会計基準改訂前の問題が出題されて、このタイミングで出す試験委員のKYぶりに驚きました。ということでこの問題は分からず「親会社説に立脚し、少数株主との取引を外部取引とみなし、持分取得は損益取引として処理する」とか書いてしまいました。
問題3は全問正当。

■工業簿記

試験始まって30分後ぐらいに、問1がケアレスミスしていることに気づき(標準変動製造費を問われているのに固定製造間接費を含めた単価にしていた)、初めから解き直しになってしまいました。
この時点で精神的に焦りまくって
頭が真っ白になってしまい、気持ちの切替ができずに最後まで引きずってしまいました。試験における失敗パターンの典型で、これが会計士試験本番でなくて本当良かったです。
時間的制約から、問6の損益分岐点売上高等を思い切って飛ばし、ギリギリ最後まで解いて、なんとか足切りは免れたかと思います。

■原価計算

第1問の設備投資の問題は、過去問の傾向と異なっており、レベル的には難しくはないのですが、おそらく間違いやすい問題だったのではないかと思います。私も焦っていたせいか、2問ほどケアレスミスしてしまいました。
一方、第2問は過去問典型論点だったと思います。加重平均資本コストの説明はイマイチでした(あれは問題文の誘導の仕方が悪いように感じます)

■総括
全体を通して、今回の177回の試験は全経独特の論点(帳簿組織とか工場簿記とか)はなく、日商1級に近い問題で、一部を除き、全経の試験委員もなかなかの良問を作問したと思います(なぜか上から目線)
難易度も全体通して普通レベルでしたので、合格率も例年通り20%前後になりそうな気がします。


2.自己採点

商業簿記 90%
会計学  80~90%
工業簿記 60%
原価計算 75%
合計得点 75%程度


得意な工業簿記は致命的な点数ですが、商業簿記と会計学でギリギリ挽回できたのではないかと思います。なんとかギリギリで良いので受かっていて欲しいです。
とはいえ、自分に甘い人間による超甘い採点なので、これよりは厳しい結果になり、落ちている可能性も高いです。

合格発表日は4月14日。

運良く合格していた場合には、ブログに晒したいと思いますが、その頃になって結果を発表しない場合には、大人の対応でお願いします。


なお、まったく参考にはならないかと思いますが、次回の記事で、私の全経上級の勉強方法について触れたいと思います。

いきなりですが、全経上級167回商業簿記の問題です。




出典:タック過去問題集より

会計士受験生の方であれば、この問題は超楽勝で分かるのでしょうか??

私は全く分かりません! 謙遜抜きでマジです。
この回を受験していたら、確実に足切りです。

私、上場企業で経理職を10年以上やってますが、仕事では「英米法」とか「大陸法」といった言葉を使ったことがありません。一回たりとも。

ただ、クソみたいな会社にしか勤務したことがないため、もしかすると日本を代表するような超大企業では、毎日のように、英米法や大陸法がキーワードとして飛び交っているのかもしれません。

「○○君の英米法の帳簿は酷過ぎてテロリストだね」「○○さんは大陸法が完璧だから来年から係長に昇進してもらいます」といったように・・・
(実態は知りません)

中学か高校の授業で、英米式とか大陸式とか竪穴式とかオギノ式とかやった記憶もあります(何の科目かは忘れましたが)。
そのときの知識を使うのでしょうか?

話しは本題に戻りますが、
私は全経上級をナメてました。
ぶっちゃけ、もっと遥かに簡単だと思ってました。

難易度でいえば「日商簿記1級 ≧ 全経上級」という噂を耳にしたのですが、私には日商1級の方が実務色が強いので、遥かに簡単に思えてなりません。

今回の全経上級の合格、かなり厳しくなってきました。

試験まで残り10日で何とかなるのでしょうか??

あぁ、仕事辞めて、全経上級に専念したい・・・


こんな憂鬱な気分の日は、昔大好きだったユニコーンでも聞こう。


(こんな古い曲、知らないですよね)
 
カウントダウンTVをご覧の皆さん、こんばんは。
経理マンです。

前回のブログ更新から随分と間が空いてしまいました。

その間、勉強していたのかと思いきや、勉強時間ほぼゼロ!

じゃあ、なにやってたの? という話しですが、
2年前に苦しんだ憎き「椎間板ヘルニア」が再発してしまい、勉強どころではなかったです。

コルセットを巻いて痛み止めを飲んで、なんとか電車に乗って職場に行ってました。

しかし、ブロック注射のおかげで、一昨日あたりからだいぶ落ち着いてきました。

もう大丈夫!腰が痛いとか言ってられません。

登山家の栗木さんだって、大きなハンデを抱えながらエベレストに登るんですから、
私も、簿記界のエベレストと巷で噂の「全経上級」を制覇できるよう、2月15日の試験に向けて一心不乱に電卓をかき鳴らしたと思います。

時には起こせよムーヴメント。
自分で動き出さなきゃ何も起こりません。何かを叫んで自分を壊します!

それでは聞いて下さい。



・・・明日は雪が降らないことを祈りつつ、暑いナンバーをお届けしました。


なお、今回の記事のタイトル、with tのtは椎間板ヘルニア。
コルセットをずっと巻いていたので、経理マンのゾウさんの周りのジャングルが少し蒸れてかゆいという意味です。(←そんな説明要らない)

 
 

応用情報処理の賞状が届きました。



情報処理技術者試験は国家試験なので(区分に関わらず)、その所管である経済産業大臣のサインが入ります。

かの件で有名になった大臣。

私のような若輩者が、かの大臣名入りの賞状をもらえるなんて光栄です。

ただ、本音を言ってしまうと、賞状要らないので(保管に困る)、できればその代わりに、「SMバー」に連れて行って欲しいです。

勘違いしないで頂きたいのは、SMバーとは言っても、ソフトウェア(Software)のモデリング(Modeling)について語り合う飲み屋さんです。


「ソフトウェアモデリングとか、なにワケのわからないこと言ってんだい、この豚野郎!」

と罵られるながら、女王様風の格好をした女性にムチで叩かれ、ロウソクをたらされる、そんな普通の飲み屋さんです。


お大臣さま~♪、このブログを見てくれていたら、ヨロシクお願いします♪