皆様新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
一年の計は元旦にあり。
お正月恒例企画、2024年に私が訪れたい展覧会、美術館をご紹介させていただきます。
展覧会
本阿弥光悦の大宇宙
東京国立博物館 平成館
2024年1月16日〜3月10日
日本美術の展覧会に本阿弥光悦の作品は欠かせません。しかし光悦をメインに据えた展覧会は意外に少ない。大物を一時期に集結するのが難しいからでしょうか。とにかく東京国立博物館の企画展ですから期待大です。
中尊寺金色堂
東京国立博物館 本館 特別5室
2024年1月23日〜4月14日
2011年にユネスコの世界遺産にされたことでも知られる中尊寺金色堂。現地では建物の中のガラス張りの展示室に丸ごと納められています。丸ごと持ってくるのは無理ですが、何点かの仏像が平泉から上野へやってきます。今回はおそらくガラス越しではなく、直に仏像を拝めるでしょう。
第8回横浜トリエンナーレ
横浜美術館、旧第一銀行横浜支店、BankART KAIKO
2024年3月15日(金)〜6月9日(日)
今や日本各地で開催されている芸術祭の中でも早い時期に始まった横浜トリエンナーレ。今思うと第1回が一番良かった。けれどもその後だんだんと規模が縮小しているようにも見えました。今年は大規模改修中の横浜美術館のお披露目というのもありますので、新しい一歩を期待しています。
デ・キリコ展
東京都美術館
2024年4月27日〜8月29日
そういえば、最近キリコの作品あまり見ないなと気づいたのですが、国内では10年ぶりの個展だそうです。確かにそのくらい見ていなかった気がする。10年ぶりのキリコはどう見えるでしょうか。
宇野亜喜良展
東京オペラシティアートギャラリー
2024年4月11日〜6月16日
宇野亜喜良が美術館で個展というのはなかったと思います。イラストレーターというカテゴリーに分類されるせいもありますが、商業目的で描いたポスターやグラフィック作品の原画の美術館での展示は不向きだからではではないでしょうか。それを展覧会にするのは勝算ありと踏んだからでしょう。期待しています。
空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・ホロン
東京ステーションギャラリー
2024年7月13日(土)〜9月23日(月)
ホロンですよ。ホロン。知らない方も多いと思いますがこの企画展、当たると思います。
坂本龍一展(仮)
東京都現代美術館
2024年12月21日(土)〜2025年3月30日(日)
昨年亡くなって以来、次々と企画展が開催されています。それはそれで素晴らしいですが、そろそろどこかが落ち着いて全貌を紹介する時期です。MOTなら素晴らしい企画展にしてくれるでしょう。
美術館
江之浦測候所
杉本博司のライフワーク。知ってはいたもののなかなか思い立たなくて、まだ行ったことはありません。昨年、渋谷区立松濤美術館の杉本博司の展覧会に行って見に行こうと思い立ちました。
金沢21世紀美術館
前回訪れたのはいつだろう?
東京からは新幹線一本で繋がっているのでいつでも行けると油断していました。おもしろそうな展覧会を狙って行きたいと思います。
国立工芸館
東京の竹橋にあった東京国立近代美術館工芸館が、金沢に移転したのが2020年。行こうと思いつつ、もう3年も経ちました。時が経つのは早いです。金沢21世紀美術館とまとめて観に行くつもりです。
さて、この記事は皆さんにオススメという記事ではありません。はじめに記した通り、私が見たいものです。今年、見に行くぞという、いわば「やることリスト」。
2024年の見るべき展覧会という記事は大手メディアが出していますから、違いがある方が逆に役立つはずという狙いもあります。
皆さんが関心を持った展覧会、美術館があれば何よりです。
2024年もアートを楽しみましょう。
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