箱根の富士屋ホテルに行ってきました。



クラシックホテルと呼ばれるホテルです。


本館




西洋館


花御殿


食堂棟


建築が独特過ぎて面白いです。


唐破風、欄干に回転扉と、今では採用されるとは思えない組み合わせに「近代」を感じます。


入口のひとつにプレートがありました。


  • 登録有形文化財
  • 近代化産業遺産
  • BELCA賞 ベストリフォーム部門


大改修を行い2020年7月にグランドオープンしています。


宿泊した部屋で改修の映像を見たのですが、本当に大改修で、ホテルの方、よくこの建築の維持を決断したと思います。












帝国ホテルのように時代に合わせて建て替え、更に良いものを目指すのが常識的な経営判断なのでしょうが、機能性、メンテナンス性、コストより重要な価値があるという矜持が素晴らしい。


長い歴史を経て迷路のような配置になっていて、こういう雰囲気は、新しいホテルでは味わえないですね。


私は食事をとった


メインダイニングルーム ザ・フジヤ


が印象に残っています。写真を撮るのは気が進まなかったので、気になる方はこちらをどうぞ。食事だけなら、宿泊せずとも利用できます。



今回、すべての建物を見て周りきれなかったので、いつか訪れたいと思っています。


 

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