瀬戸内国際芸術祭2022 秋

伊吹島

2022年10月10日(月)


 

3日間で瀬戸内国際芸術祭

 

最終日は伊吹島です。

 

秋の五島の中で最も西にあり、船の航路は他の島と接続していません。

 

丸亀駅から観音寺駅へ。観音寺駅から30分ほど歩き観音寺港へ向かいます。

 

天気は曇り、風が強いです。

 

港が見えて来ました。切符売り場の近くにいるボランティアスタッフが迎えてくれます。

 

 

曰く、

 

伊吹島は本日閉館となりました。

 

えーーーーーっ!

 

悪天候のため、島の展示は閉館だそうです。船の出航も見合わせ中。海路を使う芸術祭ならではのハプニング。

 

ここまで来て、まさかのコンプリート挫折!

 

さて、どこへ行きましょうか。

 

来た道を引き返しながら、考えます。ここはやはり宿泊地丸亀の周辺を観光しましょう。

 

実は時間があれば立ち寄ろうと狙っていた場所が2つあります。

 

 

  • 丸亀城
  • 猪熊弦一郎現代美術館

 

 

瀬戸内国際芸術祭とは違いますので、軽くご紹介。

 

そしてせっかく時間がありますので、東のエリアの本拠地、高松 へも立ち寄ることにします。

 

 

  丸亀城

 

 

 

石垣が立派でした。

 

 

 

 

そして高い。瀬戸内海の島も一望できます。

 

 

 

  猪熊弦一郎現代美術館

 

立派な建物です。

こちらは企画展と合わせて回をあらためて取り上げます。

 

 

  高松

 

そして、やって来ました。東の拠点、高松です。

 

 

島に行く時間はありませんから、高松市内の展示作品をいくつか周ります。

 

まず、公式ショップのある総合インフォメーションセンターへ。そこで思わぬものを発見。

 

本日の開催状況。

 

西の島は壊滅状態。まあ、こういうこともあります。

 

スマホに瀬戸内国際芸術祭の公式アプリを入れておくと、通知が来るので開催状況はわかります。(まったく見ていませんでしたが。)

 

それでは、作品鑑賞を始めましょう。

 

PAPER SEA

Asaki Oda

 

 

紙で制作した海の生き物です。癒されます。

 

 

「銀行家、看護師、探偵、弁護士」

ジュリアン・オピー

 

展示場所が街になると作品も街になります。都会で働く人々が通勤で歩く大通りに設置された、まさに生活に溶け込むパブリックアートです。

 

 

そして、最後、瀬戸内国際芸術祭といえば、

 

 

Liminal Air  -core-  

大巻伸嗣

 

 

芸術祭のシンボルです。

 

柱が2本立っているだけなので、長時間見るものでもないのですが、高松港というとこの作品が頭に浮かびます。シンプルで強い、そういう作品です。

 

 

これで、3日間で瀬戸内国際芸術祭、西の四島巡りは終了です。

 

結果は、

 

 

  • 本島   クリア
  • 高見島  クリア
  • 粟島   クリア
  • 伊吹島  クリアならず

 

 

余裕のある日程だったので残念です。瀬戸内海周辺に住んでいる方なら二日間でも回れそうです。東京からは厳しいと思います。

 

次回は3年後、今度は東の七島に行くでしょうから、伊吹島に行くのは6年後かなあ。

 

楽しみは先にとっておくという考えもありますから、気長に待ちましょう。

 

待てば海路の日和あり。

 

です。

 

 

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