ブルーピリオド展~アートって、才能か?~
寺田倉庫G1ビル(天王洲)
2022年7月2日(土)


「ブルーピリオド」(山口つばさ作)は月刊アフタヌーンで連載中の人気漫画です。昨年アニメ化、今年は舞台化もされ、話題沸騰中です。


普通の高校生活を送っていた矢口八虎くん(やぐちやとら)が絵を描く面白さに目覚め、芸大を目指す物語です。題名はあのピカソの「青の時代(ブルーピリオド)」から引用しています。

個性的な登場人物との青春群像物語の側面と、美術大学受験の実際からアートの見方までよくわかるアート入門の側面がある漫画です。



但し、この展覧会はアートの展覧会ではなく、漫画の展覧会なので、そこはお間違えなきよう。

原作を読んでいないとビンと来ないところもあります。



まず漫画を読んで、それから展覧会に来ると色々面白いです。

特に魅力的なのは登場人物です。





ネタバレにならないよう解説はしませんが、何か只者ではない雰囲気は伝わるでしょう。


こういう専門性の高い漫画は説明っぽいものになりがちなのですが、作者の山口つばさ先生が素晴らしく、ヒリヒリするような肌感覚があるストーリーになっています。


アートに興味がある方でしたら、絶対に原作を読んでください。主人公の八虎くんと一緒に、アートの世界にワクワクしながら入っていけるでしょう。



原作はまだ絶賛連載中です。


最後のコーナーでは顔見せはしていない作者の貴重なインタビュー映像もあります。



矢口八虎くんはどこまで行けるのか?

山口つばさ先生はどこまで描けるのか。


アートの冒険は続きます。



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