文化庁メディア芸術祭 第24回受賞作品展
日本科学未来館
2021年9月23日(木)
文化庁メディア芸術祭 受賞作品展に行って来ました。文化庁が主催するメディア芸術の総合フェスティバルです。アート、エンターテイメント、アニメーション、マンガの4部門があります。
今年もコロナのため事前予約制です。
入場料は無料。
アート部門 大賞は「縛られたプロメテウス」小泉明朗。メディアパフォーマンス作品です。期間中のチケットは完売(無料ですが)で、観劇していないので感想は控えますがかなり良さそうな作品です。
印象に残ったのはバイオアート作品の「Bricolage」Nathan TOMPSON / Guy BEN-ARY / SebastianDIECKE 。IPS細胞を使い人間の血液から心筋細胞を作り出し目に見えるサイズまで培養した生きているアート。動く生物の部品のオートマトンは生きていると言えるのか?生命なのか。最先端の科学技術を使い生命倫理に対して現実ににじり寄ってくるメディアアートでしか表現ない作品。
面白かったのは「Google Maps Hacks」Simon WECKERT。99個のスマホを入れた台車を素手で引っ張って街中の道路を歩き人為的に Google Map 上に渋滞を引き起こすメディアパフォーマンス。この渋滞情報によって迂回指示が出たりする。Google もこの作品を創造的活動として認知しているそうです。
今回は会場でのアンケートに答えると、トートバッグが貰えました。
10月3日まで期間は短いですが、アニメ作品上映やイベントなどが予定されています。色々やっていますので詳しくはサイトから。
今回は薄いですがここまで。