2020年もいよいよ最終日となりました。
1月にアメブロを始めて
今日の分も入れて一年間で52本、
ほぼ週一回、更新したことになるので
まあいいペースだったといえるでしょう。
今年はコロナであまり美術館に
行けませんでしたがが、逆に時間が出来て
継続して書くことができました。
それでも書ききれなかった
美術展の「お蔵入り」コラムの「蔵出し」を
することにします。
「森村泰昌 エゴオブスクラ 東京2020
さまよえるニッポンの私」
原美術館
原美術館はもう閉館するので気合を入れて書くつもりでしたが、どうにもまとまらなくて挫折しました。写真はモネの「フォリー=ベルジェールのバー」が元の作品で、鏡に写るメイドというトリッキーな絵、メイドは実は男の客を待つ娼婦とも言われている、それを半立体化した中に森村泰昌が入り込んでいる。という入れ子構造のような構成。
他にも三島由紀夫の自決直前の演説の作品などは演説の手書き原稿を展示したりと濃い内容だったりと。
森村泰昌の絵画の作品世界に入りこんだ作品は、元の作品についての正確な考察をしないといけないと自分で勝手に思い込み、迷路を彷徨ってしまった。
「超写実絵画の襲来 ー ホキ美術館所蔵」
Bunkamura ザ・ミュージアム
もともとホキ美術館の超写実絵画が好きで、書きたい作品が多いのと、作品の来歴から始めようとしてしまい終わらなくなった。スマホのフリック入力にチャレンジしているせいもあるが、一気に最後までは書けない。自分の執筆速度が遅いと自覚したのがこの頃。
「メルセデス・ベンツ アートスコープ 2018-2020
久門剛史/ハリス・エパミノンダ/小泉明郎」
原美術館
タイトルにあるようにメルセデスベンツ日本の文化・芸術支援活動です。日本とドイツの間で、 現代美術のアーティストを相互に派遣・招贈し、滞在の成果を発表する美術展。取り上げられている3人のアーティスト 久門剛史、ハリス・エパミノンダ、小泉明郎の作品はそれぞれ興味深く、書きごたえがあり過ぎてお蔵入りとなりました。
この頃ようやく真面目に書こうとすると永遠に終わらないと悟り、さっさと切り上げようと開き直りました。
中途半端でも公開する。先ずは形にしてとにかく継続する。質は当面気にしない。
後で読み返して酷いなと思うものもありますが 次のコラムで改善すると割り切って
今日も筆を進めます。
この他に美術展ではないがお蔵入りになったのが映画「ドルフィン・マン」(アップリンク渋谷)。伝説のダイバー、ジャック・マイヨールの伝記映画。上映期間中に書き上げるつもりが間に合わなかった。これは改めて挑戦しても良いかもしれない。
最近、美術展のコラムばかりの感はあるので、日常の気づきや、アートについての私見、本やコミックなどのコラムも増やしていきたい。
読んでもらえる楽しい話も考えねば。
まとめると
2020年蔵出しの気づきは、
こんなところです。
形にすること、
継続すること、
改善すること、
楽しいものにすること、
最後は
ポジティブシンキング・コラムみたいに
なりましたが、それでは皆さま、良いお年を。