ちょうど一年前、
沖縄の首里城が火災で焼失しました。

その数ヶ月前にふと思いたって沖縄旅行に行き、首里城を実際に見て惹かれる部分が多かったので、とてもショックなニュースでした。

首里城は城そのもの高くありませんが、小高い山の上にあって空が近い。沖縄の光と空気の中でとても神々しく感じられました。


城から周りの景色を見渡すと、沖縄の南部は標高が低いので水平線まで見渡せます。高い建物が少なく空も広い。


逆に下からあの場所にある首里城を見上げると、空を受け止めるようにも見え、その土地のランドマークになる建物はその土地のエネルギーを集める場所にあるのだなあと思いました。

過去に幾度も焼失に遭いながら再建してきたのは、そこにあるべきものだからだと思います。
愛される城とはそういうものなのでしょう。

再建への道のりは始まったばかりですが、
一日でも早く、
またあの鮮やかな赤い姿を観ることができる日が来るのを祈っています。