素早いアートが好きです。美は素早い。誰かの言葉だったはずだが、ググって見つからなかった。アートを見る時、説明を読んだり解説を聞いたりすることがある。でも、違和感は常にある。海辺で水平線に沈む真っ赤な夕陽を見た時、暖かい春の日に花びらがハラハラ舞い散る桜の樹を見た時、美しい。と感じるのは一瞬だ。説明書も解説も要らない。普遍性とか永遠とかいうものは、教養の外にあるのでは?絵画なら見るのは一瞬。それだけで人の心を動かすのがアートではないだろうか。