オラファー・エリアソン ときに川は橋となる

東京都現代美術館
2020年8月6日(木)
Olafur Eliasson
Sometimes the river is the bridge
Museum of Contemporary Art Tokyo
 
オラファー・エリアソンというと、今日言うところのサステイナブルな課題を主題に据えた活動、独自の手法で作り出された作品の唯一無二な視覚的体験が特徴。
 
インスタレーションは洗練された美しさがあって万人にオススメ。
 
The exploration of the center of the sun  2017
 
Your happenings, has happened, will happen  2020
 
Beyond-human resonator   2019
 
Sometimes the river is the bridge   2020
 
誰もが気にいるであろうこれらの作品はそれとして、私がショックを受けたのは「溶ける氷のシリーズ 1999/2019  The glacier melt series 1999/2019」。1999年と2019年のアイスランドの氷河の定点写真30点を比較展示した作品。氷河の後退ぶりが明らかで、百聞は一見に如かずという言葉につきる。アイスランド出身のエリアソンならではの作品。
 
全体としては少し小ぢんまりしていて、オラファー・エリアソン入門編です。