ミステリアス・ピカソ 天才の秘密
ドキュメンタリー映画
1957年 1時間18分
便利な時代になったもので、こういう映画までアマゾン・プライムで見れるようになりました。
ピカソが絵を描く様子を特殊なカンバスを使って記録したドキュメンタリー。画材は水彩っぽいもので、即興でサッサと描いていきます。
半分以上は画面いっぱいに絵が描かれていくのをそのまま映しているだけなので、正直飽きてくるのは否めません。
でも、後半の作品はアイデアの変化が激しく見どころです。監督とフィルムの残量と撮影した内容を確認しながら創作を進めていきます。
映像媒体では絵がデッサンの段階からそのまま完成するだけでは変化に乏しいので、どんどん絵を違うモノに描き直していきます。その発想の柔軟さは天才ならではと思いました。
芸術家らしい自信に満ちたピカソを見ることができますが、必見の映画とは申しません。少し眠いかもです。