エイトトリプルを達成した奇跡の天才スケート少女は、世界最高の演技の直後、最後の姿勢のまま涙を流した。
フィギュアスケート史上、これほど感動する光景があっただろうか。
2つ前のオリンピックでは、金メダルレベルの実力を持っていながら年齢がわずかに足りず、1つ前のオリンピックでは、トリプルアクセルを2度成功させるもまさかの銀メダル、そして今大会では世界最高の演技をするもメダルには届かず。
ここに至るまでにどれほどの辛さがあっただろうか。
そんなことは赤の他人である私にはわからない。
しかし、演技直後のあの様子を見れば、推して知ることもできよう。
浅田真央さん、本当によくやった。
あなたが日本代表で本当に良かった。
もともとそんなに熱意を持って見ていたわけではなかった。
だが彼女が滑り終えたとき、私はビチビチに泣いていた。
神は何故この少女に金メダルを与えなかったのか。