夏本番、まだまだ暑い日が続きますねアチィ


今日は以前から気になっていた庭石屋さんに連れて行ってもらいました石

まず目に入るのは敷地内にすごくたくさんの灯籠や石が置いてあり、どれも素敵で思わず魅入ってしまう程…


$conceptgreenの小話石の山

$conceptgreenの小話灯籠

$conceptgreenの小話月の形が彫られたものも三日月反対側は太陽になっています太陽

$conceptgreenの小話こんな形のものも!

$conceptgreenの小話可愛らしい金魚もいました出目金ハート


着いたらお店の方が灯籠の歴史についていろいろ詳しく教えてくれましたわーい

普段灯籠と関わる事なんてないので、すごく貴重なお話を聞く事が出来ました鉛筆

ここで教えていただいた内容を少しご紹介しますひらめき



灯籠はかつて仏教伽藍の一部として韓国から日本に渡来したのが始まりだそうです。形は六角のものや八角のもの、蕨手(笠の端が反り返っているもの)の有無、単弁の違いなど様々です。
灯籠の代表的な種類は、春日型、雪見型、岬型、織部式灯籠などがあります。

これまではの灯籠は八尺以上の大きなものでしたが、珠光を祖とする茶道が独立形式を取ってきた庭園内で茶道をたしなむ形式が千利休により始められたため、ここで初めて日本の庭の中に灯籠が入りました。

表千家の六角灯籠は京都北野天満宮の白太夫で、織部灯籠や置き灯籠は桂離宮で初めて完成した姿が見られるとして今日に至っています。

大正期昭和期において庭が中産階級の一部となり、庭の大きさも小さくなったので、それに伴い灯籠の形も小さくなりました。都が京都から東京に移ったため、灯籠は大量生産されるようになりました。これを機に、雪見灯籠・春日灯籠が日本の代表として海外の人たちに多く知られるようになりました。昭和期にトラック輸送が簡便になったため、山石が使われるようになり(それまでは船を使っていたため、海石が主流でした)、至る所の山石が用いられるようになりました。それにより昭和32年の河川法により川で自然に彫刻された石の採石が禁止され、明治期からは隣国の韓国から輸入するようになりました。



かなりざっくりですがこんな感じでしょうか?


灯籠、なかなか奥が深いです…灯籠カピバラ

お話を聞いたら桂離宮を見に行きたくなってしまいました京都

秋の紅葉の頃、ぷらり灯籠巡り旅なんていうのもいいかもしれないなんて思ってみたのでした紅葉


*イシカワ*