週末作家のひとり言 -2ページ目

七夕の夜


週末作家のひとり言



◇一年に一度、出逢える。何とすばらしいことだろうか。いつも会って

 いると、感じなくなってしまう。一年に一度だけデートし、燃える。

 そんな恋愛が、果たして現実にあるものかどうか。

◇もちろん、私自身は、そんなロマンチックな恋愛は、見たことも聞い

 たこともない。だからこそ、あってほしいと、憧れている。どこかに

 そんな恋があるはずだと。

◇そこで、自分だったら、どんな展開の小説にするだろうかと、考えた。

 おそらく、一年に一度「すれ違う」小説になるだろう。

◇互いの気持ちを確かめるため、五年間、逢うのを止めよう。そして五

 年後の今夜、逢おうと決めた。ところが、五年後に、約束の地に行っ

 てみると、彼女は来ない。

◇それでもあきらめ切れず、「何かの事情で来られなかったら、ぼくは翌

 年も、その翌年もそこに行くよ」と約束していたから。ところが翌年

 も、彼女は来なかった。そこで、はたと気づいた。

◇自分は、約束の場所を間違えているのでは。それどころか、約束の地

 は、その場で一番ロマンチックだと思った場所を伝えた。だが、その

 場所を、私は忘れてしまったのである。

◇五年間、ずっと伊豆の土肥温泉にあると思っていた。しかし、考えて

 みると、温泉地を選ぶだろうかという気持ちになる。軽井沢、清里、

 北海道、沖縄。二人で、旅をしたいと何度も語り合っていた。その中

 のどれか、わからない。

◇ただ、七夕の夜は短い。その夜、北海道に居たら、沖縄にいる彼女に

 逢うことはできない。私は、考えられる五ヶ所を、順に巡って彼女を

 探した。四十年が過ぎて、私は六十五歳となった。今年は思い切って

 表参道のレストランに行ってみた。

◇よく、二人してお茶を飲んだ場所である。彼女は、まるで別人の顔を

 して、そこに座っていた。彼女も、私に気付いたはずだ。だが、変わ

 り果てた私の姿にとまどい、言葉もないまま離れて行った。

◇来年の七夕の夜は、パリのシャンゼリゼでも行ってみようかと考えな

 がら、当時よりも二倍にふくれあがったお腹をさすっていた。

肩凝り


ひろさんのブログ




◇久しぶりに、スナックに入った。ママと、チイママと二人できりもり
 している。カウンターと、四人がけのボックス席が二つしかない小さ
 な店だ。

◇チイママは「しのぶ」と名乗った。マッサージが得意だという。私の
 後ろに回って、上着を脱がすと「あら、どうしちゃったの?」と言う。
 肩をもんでくれた。とても、気持ちがいいのだが。

◇「お客さん、大変。こんなに凝っている人、初めて」という。確かに
 肩が凝っている。いつからか、思い出せないほど昔から。このままで
 は、いけないと思う。でも、どうしたせいいのか。

◇「簡単よ、そんなの。毎晩、ここに飲みにくればいい」なるほど、そ
 の通りだ。私は、毎晩スナックに立ち寄り、十五分ほど、肩をほぐし
 てもらった。

◇ビール一本と、ツマミは肩もみ。それで三千円を支払って、ホロ酔い
 気分で帰っていく。

◇土日を除いて、毎晩通った。三ヶ月で肩はこらなくなった。

メルマガ再開の弁


ひろさんのブログ



◇昨日から、まぐまぐのメルマガが再開した。ところが、配信すること

 ができない。正確には、これまでのフレームが使えなくなっている。

 そこで、新たに登録をし直して、何とか配信できたのが、午後3時頃。

◇だが、配信されたという「証拠」がない。過去の履歴をみると、6月

 で終わっていた。ひょっとして、配信されたのは私のアドレスだけで、

 読んでいただいているみなさまには、届いていないのでは?

◇まぐまぐにメールを入れて「本当に配信されているか、チェックして

 ください」とお願いした。返事をいただいたのが、22時過ぎのこと。

 何とか配信はできたようだ。

◇再開ついで、といっては何だが、ブログを一つ、立ち上げた。これは、

 私が編集長をしていた「エリシナ通信」という、豊田通商さんのショ

 ッピングサイトが発行するメルマガがあり、そこでエッセイを提供し

 てもらっていたエッセイストの為家洋子さんと落語家真打の橘屋蔵之

 助のブログが、エリシナ通信の廃刊とともに、独立したから。

◇ブログとリンクを張るには、私もアメログというブログの会員になる

 必要があった。

◇まあ、理由はともあれ、3本目のブログである。他に「コンセプトデ

 ザイン研究所」のブログ、「探偵@ホームズの事件簿」のブログを今、

 運用している。

◇このメルマガは、怒涛の365日連続アップを目指しているが、本来

 ならブログも、日々の出来事を書きためておくといいのかもしれない。

 だが、残念ながら、なかなか続けることができていない。

◇そこで、新しいブログは、このメルマガと連動させることにした。す

 ると、毎日のように更新することができるはず。ただ、これ以上仕事

 を増やして、大丈夫かという心配もある。だから「怒涛の連続アップ」

 を書く約しないで、こそっと進めることにしている。

★ちょっと、軟弱かなぁ。

メルマガと連携します

◆自然体で

◇まぐまぐのデータ配信「お休み」で、メルマガもお休みした。でも、

 「怒涛の365日連続アップ」の看板を下ろすわけにはいかず、いろい

 ろ、考えた。

★結論は、「無理せず、マイペースで行こう」というものだった。

◇だって、お金をいただくわけでもなく。ただ、一週間に一度でいいか

 ら、どこか読めるところがあれば、サラリと読んでいただきたい。そ

 んな、無理のない関係で、読者のみなさんとは、結ばれていたい。

◇ただ、私の目標としては、とても高いところを目指す。それは、この

 メルマガから、何冊もの本がプロデュースされて、世に出ること。

◇3年後、私がメルマガで展開していたことが評価され「もっと早くに

 注目しておきたかった」と、いっていただけるようにしたい。

◇で、このコーナーで、何を書くか。すみません。とくに限定せずに、

 思いついたまま、書きます。たまに、すごくいいことを書くかもしれ

 ませんが、ガラクタも多そう。

◇でも、私にとっては、ガラクタも必要なんです。