70年前の10月某日、雪国新潟に爆誕した1人のおなごがおりました
おなごの名前は祖母といい、三姉妹の末っ子として元気いっぱいに成長しました


しかし月日が経つと、おなごには治療法のない不治の病が見つかりました。
病名は天然(TenNen)
壊滅的な説明の下手さと生活能力の低さが主な症状となる病です。
大好物の杏仁豆腐で進行を遅らせていましたが、そのポンコツさ故に、趣味のママさんバレーでは球拾いの日々が続いていました...。
茶番はさておき、10月24日はマイスウィートハニー祖母の70回目のお誕生日でした

ということで今回は、私から祖母への誕生日祝いとして、奥州秋保温泉 蘭亭の宿泊をプレゼントしました、孫と祖母の2人旅です

サプライズだったので、祖母には1泊分の用意を持ってきて!とだけ事前に連絡

我が祖母ながら順応能力が高い...
最近ではLINEも絵文字もバチバチに使いこなしている祖母です

休日はバスが運行していないとの事だったので、母に現地まで送迎してもらいました

祖母はてっきり駅前のホテルに泊まるものだと思い込んでいたようで、サプライズは順調な滑り出しを迎えました

チェックインを済ませたあと、秋保で有名なピザ屋さん ドットーレへ

実はここと別のカフェを間違えて入店しそうになり、店員さんに入口まで案内してもらいました

夕飯まで3時間程だったので、1枚を2人で分けながら食べたのですが、チーズが濃厚で、すごく美味しいマルゲリータでした

そのままの足で磊々峡へ

全て幅の違う階段が下へと続いているのですが、私より祖母の方が何だか軽快...
数秒おきに崖の間から湯気が立ち上っていて、情緒ある景色が楽しめる場所でした

このまま宿に戻ると少し早かったので、磊々峡から5分程歩いて観光案内所へ

秋保温泉内の日帰り・宿泊共に扱っているようで、宿ごとのパンフレットを見ているだけでもだいぶ楽しめると思います

夜も更けてきて、ポンコツな孫と天然な祖母には危険だらけなので、宿に帰ります(笑)
今回のお部屋はこんな感じ

2人にしては広めのお部屋で、お風呂用のかごバッグも完備されていました
お茶請けがまめごろうでテンション上がりました


あっという間に夜ご飯のお時間

鍋が加熱後なのか否か、2人でしばらく悩んでいると、担当のお姉さんが着火しにきてくれました
まあそうだよね(笑)

お魚お肉が偏ることなく出てくるタイプの夕ご飯でした
サーモンのお刺身が美味しかった〜!祖母も私もお魚派なので嬉しい


鍋と釜めしがすごく美味しい

こげつかないタイプの釜で、おこげが好きじゃない祖母は喜んでました
ちなみに私はおこげが好きです


雪見鍋は、柚子胡椒の味が元からついていて、お肉やカニ等の素材のあじがふんだんに活かされたお鍋で大変満足でした

デザートはローズヒップのムース

祖母は、嫌いじゃないよ〜(基本何でも食べられる)とパクパク食べていましたが、
上の林檎ジュレとムースの組合せに何となくミスマッチ感を感じて、私は半分程残してしまいました
好みも色々ありますよね〜〜

ご飯の後はお風呂へ

浴場内は撮影禁止だったので、ぜひとも蘭亭HPを見て頂ければと思いますが、東北初の畳風呂を採用している大浴場です

正直露天の造りに比べ、内湯は少し豪華さに欠ける感じがしましたが、畳風呂の歩きやすさは抜群で、すごく新鮮な感覚でした

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1番の見所である畳風呂をお見せ出来ないのが少し残念ではありますが、この日はそれなりに散歩もして温泉で温まったので、
早く寝ようとする祖母を阻害しながら
私も疲れて眠りにつくのでした

2日目に続きます
