津原泰水 『ブラバン』 | コナン・ジムシーのブログ

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本の感想?を書いています
100冊/年?は読みたいです

古い記事でもコメントもらえると
うれしいです

連チャン UP行きます


本当は 下書きのつもりだったんですけど




最高!


最高でした!


ぐしゅん ぐしゅん ぐしゅん 


何回も ジーンときて


ぐしゅん ぐしゅん ぐしゅん



なんちって



でも う~ん


アラフォー以上の人しか


判んないかな。。。



バスクラが死んだ

彼女、皆元はナイトクラブの雇われマダムだった

自殺の可能性もあるが事故として処理された

他片(たひら)は小さな酒場を地元に開き

どうにか食べていた

高校を卒業し既に四半世紀過ぎている

ある日 トランペットの桜井さんが

当時の仲間でブラバンを再結成させて

自分の結婚式で演奏したいと。。。


高校での他片をとりまく 

同級生 先輩 下級生 そして 先生たち

顧問の安野先生


小説の中で 

高校生の時間と 40を過ぎた彼らの時間が

交互に進む


他片の弦バス(コントラバス) そして ベース 

本物のフェンダー

辻さんのテナーサックス そして ベース(泣)

ユーフォニウムの優しき 笠井さん(泣)

今は郵便局員の同級生 唐木

皆元は 幾田は 永倉は

そして 安野先生は(泣)


とにかく 切ない 


読んでいて とにかく 切なくて いいです



今なら 3年なんて あっという間で

大した 思い出と呼べる出来事もなく

過ぎて行くけど


いや 決して なくはないのだけど 


でもそこには 匂いや空気や音楽や切なさや手触りは

伴なわない 


あの頃の思い出のようには 伴なわない

 

なんちって




本当に よかったです


ただし 注意です

登場人物 たくさん いすぎて

いやになる人 きっといます(苦笑)

それに

いま 僕が 45歳になったばかりで

仕事的に けっこう 岐路に立っていて

いろいろ 思うところがたくさんあるので

よけいに 感傷的になっちゃうんだと思います


ちなみに 実際 中学校でコントラバス弾いている子どもは

読みきらんで すぐ 僕に 返してきました

そりゃそうか。。。

現役にはわからんね 

いま どんな貴重な時間を過ごしているかは(苦笑)



-コナン-



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