…サン・ジュノールなんてカフェは実際にはないだろう。いや、ここにあるが。最近はまたサルトルの活字を追うようになった。個人的には『出口なし』って劇作が読みたいけど、なかなか見つからない。たまたま古本屋で見つけた『水入らず/汚れた手』を買ったので、読書が進んでいる。フランス人の名前は得意ではないが、そもそもユーラシアではこれだけ個々の国々がそれぞれの文化を維持していることに日本人として驚いている。
しかし、そんな日本に住む私が、なぜかサルトルのような人間と似た方向性であったのは、和風には縁というものだろう。
サン・ジュノールのカフェは私が物語の中で登場させたカフェだが、このブログではさして意味はない。サルトルがいたのはサンジェルマンだったし、そのあたりをうろうろとしている錯覚でこのブログを進めたかっただけだ。しかし今読んでいる『水入らず』の2は、リレットという主人公の友人がカフェのテラスでポルトを注文している上、ぐったりと疲れているようなので、どこかしら被りはあるのだろう。