失う前に残したもの・・・

 そんなものは今じゃ自分の遺骨と変わらないんだろうが、思い返して覗いてみると、なんだか、その頃の気持ちはまだ生きていて、自分がその続きを織り成そうとしている姿をありのままに受け入れることができた一日だった。

 かつては活字の行間を生死の狭間のように彷徨っていたが、今思うと不思議な物語が私と同じ個性の匂いの中に静かに、待つという姿勢を崩していない。まるで何かを待つように、耳を澄ますように。私はそんな過去の活字が好きだが、そろそろ今を示してみたいと感じている。

 物語を綴ることはとても幸せだが、サルトルは私から離れていかないし、私は彼の作を読んで何らかの答えに達しなければならない。だから、失う前に残したものの中から、その活字たちが死なないうちに、すこしづつ、記していかれたらと思う。それをブログに載せるかどうかは定かではないが、自分は完全に否定していない気がする。曖昧さは美徳の範囲だが、時には荒削りの木材に肌を擦るような蝕み方を、心の右の方から差してよこす。



 さて、愚痴は聞くほうなので自分から言ったことは滅多にないが、とりあえずブログネタということで書いてみよう。

 最近入った新人の人で28の女性がいる。177センチ。学生時代はバスケットをしていて、作業には非常に張りのある有能な人だ。男の仕事をこなしているので、我々男子は戦々恐々としているが、それだけ頼りがいのある戦力でもある。

 そんな中、また新たに入ってきた男子が一人いる。38の人だが、180センチ以上ある上に体格がいい。が、いかんせんよくしゃべる。しゃべるしゃべる。落語家や漫才師顔負けの量。質はないが非常に我々は彼を正すためにあれこれ考えているが、なかなか通じない。しかも先輩が年下なら溜め口で生意気になってしまうという…。そこで我々が考えだした戦術。

 彼はなかなか大雑把に考えるので、彼自身に考えて行動してもらおうと、

 「○○ならどう思う?」

 「○○ならどう行動する?」

 という具合に彼に考えてもらう力をつけるjことにした。

 幸い素直な人で、彼はよく考えて一つ一つに答えを出している。これはよい兆候だ。それによって話の区切り方や度合い、TPOを学ばせようと仲間うちで話し合っている次第だ。

 先日、近くの町で世界のバラを集めたお祭りがあったので友人と出かけてきた。

 ・・・しかし、ざんねんながら私にカメラの趣味はないので、携帯で撮るのが精一杯ではあったが、バラの香りはとても良かった。白と黄色のバラは好きだが、なかでも目を引いたのはアメリカ原産のバラ。何が印象的だったかといえばそのネーミング。

 『ダイナマイト』

 お国柄だね。。てっぽう百合にはベレッタやらM-16やらつけるのだろうか。。