パステルシャインアートからのいろいろ。 -7ページ目
一番初めにモニターを受けてくださった
Nさん。
Nさんを色で表すなら、
ダスティーブルー。
ひゃー!今どき。笑笑
くすみブルー。
グレーと水色が混ざったような
そんな色のイメージ。
でも、Nさん自体は
今どきって感じではなくて
割と古風な方。
ダスティーブルーを選んだのも、
少し哀愁漂う感じというのか
ストレートに言葉を表現できない
心のくもりを感じたから。
ブルー自体は、
チャクラで言えば喉のカラー。
思考なんかも表す。
それが、ちょっと曇っているイメージ。
なんとなく、
迷いを感じる。
ベージュのイメージもわく。
ベージュって肌の色。
自分から切っても切れないもの。
離そうとしても離せない肌。
その感覚に、迷いをかんじてらっしゃる。
肌感覚、自分の直感をないものにしている。
本当はわかっているのに、
分かっていない振りをされてる。
自分を信頼できていない。
自分が自分を欺くことをやっているから。
それが言葉の端々から感じた
ダスティーな感じなのかも。
必要以上に持ちすぎたものを
削ぎ落としていく。
沢山あれもこれもなくても、
1つだけでいい。
本来のNさんは、
紺色に近いブルーのイメージ。
老舗の安定感があって
美味しい草餅を売ってそうな感じ。
ついつい食べたくて
定期的に立ち寄りたくなる
ほっこりした雰囲気と笑顔。
そして、レッド。
発色の良い赤のイメージ。
内側にもった情熱が、
行き場を無くして
ベージュの中でさ迷っているのかも。
ブルーもレッドも、
その人が本来持っている原点のカラー。
そこを置いてけぼりにして、
色が混ざり合ってしまうと
残念ながら
グレーや最終的にはくすんだ黒になってしまう。
すべてを無きものにしてしまうんだ。
ムラサキ。
無理に言葉にしようとしなくていい。
そんなイメージが湧く。
紫陽花の花は、
雨の降る時期に鮮やかな色で
人の心を潤し、
楽しませてくれる。
植物には、
本当に心から感謝したい。
見るだけ、
そこにあるだけで、
心が安らいで
頭もすっとする。
存在が美しい。
わたしは、長年
ちゃんと言葉にしなきゃ。
相手にわかるように話さなきゃ。
分かりやすく説明しなければ。
何かに追い立てられていたように、
このカラーシリーズを
書き進めるようになり気づくことができました。
たぶん、根底にある
「わたしの言うことはきっと理解されない」
だから、
相手にわかるように
相手が理解しやすい言葉を選んで
相手と同じ目線の表現を心がける。
そんなふうにして、
自分の軸から
極端に相手に相手に
寄りすぎてしまったのかもしれないなあ。
何事もバランス。
わたしにとってちょうどいい。
相手にとってもちょうどいい。
そのバランス。
赤と青の配合のバランスで
成り立っている。
赤が強くなれば、
温かみや情熱たっぷりに。
躍動感があるかんじ。
源泉掛け流しな、温泉っぽい。
青が強くなれば、
冷静さや思考がたっぷりに。
穏やかなゆらぎのような落ち着き。
夜、海を目の前にした露天風呂。
赤も青も合わさるから
紫ができるんだよね。
変容して、
新たな色が生まれたんだよね。
わたしの根底には、
人と深くつながりあいたい。
わかり合いたい。
だから、バランスを模索してきたんだ。
わたしの大切にしたい思い
悪くないじゃん。
今回は、白。
厳密に言えば
これって白かと言われれば疑問だけど、
色って共通認識だけが
すべてじゃないんだなって思うんです。
白旗を挙げる
白組
紅白歌合戦
白熊
白い恋人
意味や、固有名詞で
あ!それね!ってゆうのはあるけれど、
あなたにとっての白って
どんなに世界観だろう?
近所を散歩していたときに、
ふと目についた
ニョキッと現れた羊の置物。
目があるようなないような。
羊を数えて眠るとかあるけれど、
あれで眠れた試しがない。
だけど、羊が永遠ループして
ぴょこ
ぴょこ
と現れる様を想像するのは、
それ自体に意味を見出すんじゃなく
ただただ
シンプルな作業工程に
意味があるんだなって思う。
ちょっとした瞑想状態。
そうゆう時間ってなかなか取りにくいですよね。
撮ることがだいすきで。
いろんな形をしていて
表情豊かで。
この雲なんかは、
天使みたいだなって。
こんな言葉遊びのような
なんの意味や、利益も生まないような
こんな過程を無駄だと思って、
しまいこんできてしまったけど、
わたしにとっては、
「捨てなくていい」
「持ち合わせたい」
なによりも大切な感覚だったことに
気づいた昨日。
色と言葉のイマジネーションは、
わたしの生きる世界を
モーレツに豊かにする。
白は、何色にも染まるのではなく
白であることが
他には真似できない
オリジナルなんだ。
白があるから、
さまざまなことが浮き立ち
輝く。
生きる上での余白が、
豊かさを生むなあ。
脇役ではなく、主役なんだ。

