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誠に勝手ながら6月6日(土)は子供の運動会のためお休みさせていただきます。
雨で中止の場合は営業いたします。
お手数おかけいたしますがよろしくお願いいたします。
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昨日まで気難しい話をしてまいりました…
ホームカラーの怖さ~その1~
ホームカラーの怖さ~その2~
本日で最後ですw
大切なお話なのでお付き合いよろしくお願いしますm(_ _)m
今日は『ホームカラーのダメージ』の対策
その1でも話したようにカラーリングのダメージの要素に
アルカリ剤の残留
というものがあります。
ホームカラーではサロンカラーよりも残留しやすい成分を使っていることも書きました。
そんなアルカリ剤をどうやって除去するのか
答えは
とにかく流す
揉み込むように流しながら大量の水と浸透圧を利用して髪の中からアルカリを出してあげることが大切です
そんな単純なこと
と思われがちですが美容室のカラーリングのシャンプーでは“乳化”と言われるカラー剤に含まれるトリートメント効果を最大限に発揮させるやり方があり、揉み込んでカラー剤をうかせつつ、その後シャンプーをして大量の水で流します。
今日カラーリングのシャンプーをした際に使うお湯の量を数えてみたのですがざっと
シャンプーボウル10杯近く
途中炭酸水も使っています。
サロンではそれぐらい大量の水で薬剤を徹底して流します。
ホームカラーとサロンカラーの圧倒的な違いその1は
流しに使う水の量が格段に違うことです
普段のシャンプーからそうですが美容室では髪の汚れというものをシャワーでしっかり流してシャンプーします。
そうすることでシャンプー剤に頼らず、髪の中の不要な成分をなるべく取り除くようにしているのです
そして
それでも残りやすい残留成分に対して『炭酸水』や『除去剤』を使用していることです。
なかなかホームカラーにおいてこういったものを使うのは難しいのですが、単純に除去剤といったところでは
『アルカリオフ』
というものを販売しております。
2、3回使えて¥927
トリートメントながら手触りの良くなる成分は全く入っていませんが長い目で見るとあると格段に違うものです
そしてもう一つの手段として最近お勧めしているのが
当店でもお肌の血行促進による美肌効果で売れ筋の
ZEROベースメイクジェル
今回の場合はジェルの粘性が低く、phの低めな頭皮用の“Light”を使って
頭皮だけでなく髪全体にたっぷり塗布
→ドライヤーの冷風をできれば10分ほど当て続ける
そうすることによって髪と頭皮を正常な状態を作ってくれるとともに自然なツヤ感を与えてくれます
ホームカラーをしてなくても週に一度くらいはやってもらえると髪を正常で安定的な状態に保ってくれます
僕も頭皮クレンジングの目的のみならず髭剃り用など多目的で使用しています
気になる白髪や根元の黒さを手軽に染められるメリットのあるホームカラーですが当然デメリットも格段に多いです
難しい話を3部に渡って書いたのもそれを施術する美容師側としてもキレイにできるものをできない状態からなるべく回避するためなのです。
おそらくこういった内容のブログはスルーされがちなのですが頭に入れといていただきたいのです。
日々進化する美容の薬剤と技術、そこには光と影があることを僕自身常に考えながら仕事をしています。
その日のキレイではなく、ずっとキレイを保つために
お客様と美容師が努力できたらと思っています
長い文章見ていただいた方ありがとうございました
それでは~