今まで、いかにウォーミングアップを短くして、すぐに全開で吹けるようになるにはどうしたらいいかと考えていました。
全開で吹いているときの口の状態を ことこまかに 書き留めておき、それを再現しようとするのですが、一瞬いい音が出たとしても、口がこわばって 結局 長続きしません。
やはり、いきなり完成形に行かず、きちんと慣らしをして、柔軟に対応できるようになっていることが重要なんだなと思いました。
スポーツでも、きちんと準備運動をして、身体をほぐしておかないと怪我の元になるでしょうから。
そして今日感じたのは、
いつも部屋の中で吹いているのですが、
たまたま窓の外100メートルほどのところに大きな木が見えて、
「よしっ、あの木に届くように吹いてみよう」と思ったとたん、
今まで出たことがないような大きな音がラクに出るようになりました。
あれっ、今まで ことこまかに、あーして こーしてとメモしていたのは何だったん?って感じです。
あれこれ考えるよりも、「あの大きな木に届ける」とイメージすることで、身体のいろんな部位が 自然に 連動して 最適化されたような気がします。
イメージって不思議ですね。