前回記事、右手左手の動きのバランスを考えて、楽器に対して斜めに立つことにしたのですが、それによってもうひとつの利点が生まれました。
楽器の中心に正面に向かって立っていると、ピッチアンテナとボリュームアンテナを同時に見ることができません。
ピッチアンテナを見るとボリュームアンテナが視界から外れ、ボリュームアンテナを見るとピッチアンテナが視界から外れます。
それが、中心からやや左寄りに立ち、楽器に対して斜め右方向に向かって立つことで、自分の視点からのピッチアンテナとボリュームアンテナの角度がやや狭くなり、同時に両方のアンテナが視界に入ります。
そうすることで、真ん中に視点を置いたまま 両方のアンテナの位置を把握して 演奏ができるようになりました。
今まで左右に広げ気味にしなければならなかった両腕を、ほぼ平行にして演奏できます。