2022年からターンオンのペンライト「ミックスペンラ」シリーズを投入しています。

初めはストレートタイプを使っていましたが、ハート型&星型を経て、現在はデコハートをメインに使っています。

 

 

 

デコハートはハート形のヘッドが分解できる構造で、中に推しアイテムを同梱して楽しめるように2020年に発売されました。

描画技術が乏しいため応援うちわ的に用いていて、製作レベルとしては序の口といえど、生誕祭や卒業ライブ、外部イベント出演時にはイベントごとにデコハートを誂えてそれなりに楽しんでいます。

ストレートタイプが主流の中でハート型を持ち込んでいるため注目度も自ずと高くなります。

2022年10月末に横須賀で開催された「私に天使が舞い降りた」声優・わたてん5のライブで販売された星形ペンライトはミックスペンラの乾電池仕様orボタン電池仕様がベースになっています。

 

 

ミックスペンラの特徴として電源別に3種類が設定されていて、他社同様乾電池式とボタン電池式の他に、充電池を内蔵してUSBで充電できるものがあります。

 

 

USB-Cジャックを備えていて、USB-AtoCの充電ケーブルが付属しているので、対バンイベントの合間や移動中にモバイルバッテリーとか自動車のシガーアダプターで充電していくこともできます。

それで2023年5月のSIR吉乃蓮美生誕祭ライブに臨んだその足でスカイバス富山を取材したときは、往路の高速バスにUSB充電ソケットが設置されていたためバス車内でデコハートを充電していきました。

座席背面のフックに吊るすと逆さ吊りになってしまうので、見た目にはカップホルダー置きの方がよさそうです。

 

 

デコハート導入の発端として、SIRのパチンコホール景品の勝ち守をどうやってイベントへ携行しようか、という課題がありました。

チェキやメンバー名刺はタワーレコードの推し活アイテムに同封してストラップで留めることができますが、勝ち守については裸で携行するため、公演中や移動中にストラップが切れて紛失する恐れがあります。

 

 

 

デコハートの楽しみ方の一例として、メーカーが好きなキャラクターやアイドルのアクリルスタンドを組み込む方法を提案していて、その延長上としてSIRのパチンコ景品の勝ち守を組み込む方法を思いつきました。

 

 

このように勝ち守が収まります。

 

 

メンバー名刺やチェキは斜め置きにすることで同梱できますが、公演中や移動中に揺れて傾きが変わるため、市販のスリーブケースに収めて両面テープで留める必要があります。

写真はSIRパチンコ景品のトレカトランプを封入しています。

 

 

応用として、平板タイプのペンライトの折損対策としてパターンを撮影orスキャンして画像データを作成、ないしは下絵をデコハートのテンプレートに印刷して組み込む使い方も考えられます。

 

しかし昨年の夏に販売が見合わせになってしまいました。

このため新人が加わったりイベント合わせで2個目が必要になったりすると、卒業・脱退・引退したメンバー用に作ったデコハートの中身を抜いて転用を余儀なくされていました。

デコハートの類似品としてルミカのルミハートもあり、こちらもハートのヘッドを開けることはできる構造ですが、デコハートのようにハートの中身に推しアイテムを装填して楽しむ使い方は想定していないようです。

加えてカラーチェンジボタンのロック機構がないため現在は予備品としています。

 

 

 

昨年秋にミックスペンラシリーズの新製品&既製品リニューアル情報がツイートされて、デコハートを追加調達できる可能性が見えてきました。

 

 

それでストレートタイプのミックスペンラUSB-361を2月初旬のMEID松岡雅士&SIR七瀬まよい卒業公演~ひまプリ小坂さな&SIR島咲舞生誕祭~楽遊アイドルフェスの3連戦に合わせて試用を兼ねて調達しました。

 

 

 

 

そして大本命たるデコハート後継品「プラチナハート」が先月発売され、早速実戦配備しています。

 

 

 

旧モデルからの変化としてグリップ部分の形状が変更され、USB充電モデルではマスタースイッチが裏面に移りました。

 

 

ヘッドを外すとLED周りの設計が変わり、大型化されています。

 

 

細かい部分ではジョイントを兼ねるリングを留めるネジが4箇所に増え、強度を上げています。

 

デコハートに代えて新たに投入されたプラチナハートはそのままでも使えますが、底部のリングと頂部の留め具を外して分解することで、テンプレートで作成したメッセージやイラスト、写真などを印刷して切り抜き、組み込むことができます。

しかし従来のデコハートに設定されていたアクスタパクトはプラチナハートには同梱されなかったため、アクスタパクトの再販または代替えアクセサリーの開発をお願いします。

またハート頂部の固定方法が変更され、ボルト状の突起に翼状のナットで留める方式から波状の透明な留め具に変わりました。

 

 

このためデコハートをチェーンで吊して手提げ状に使うことができなくなったのは残念ですが、翼状のナットが隣の客とぶつかることでトラブルになることを避けるためでしょうか。

それでもデコハートや星形ヘッドを361シリーズに、プラチナハートを従来のミックスペンラに装着して混用することは可能なため、大幅な戦力増強になっています。

これで春のSIR-OG誕生月強化月間とこみゆみゆみ卒業戦線を"戦い抜く"ぞ!