若芝には8月から新人スタッフが加わりました。まだ20代前半のフレッシュな人材です。景気回復と併せて、全国で「人材不足」が課題になってきています。新聞等でも牛丼チェーンの報道などもされていますね。リアルに働き手が足りない状況がうまれているのです。
介護の業界という表現はしたくないのですが、どうやら介護の業界は離職率も高くて、長く職場で働きながらスキルやキャリアを高めていくことが少ないようですね。職業選択の自由もありますし、昔に比べれば終身雇用も崩れて「転職」が当たり前になっている世の中ですから、20年選手や定年まで満了というケースは減っているのも事実だと思います。でも、それにしても介護の業界は・・・という気持ちになってしまうのはどうしてかなぁ?と考えるのですが、答えにたどり着けないのも事実です。
ウジウジ考えても仕方ないので、いろいろなことに挑戦していくしかありません。ふじしろデイサービスが立ち上がってから7年目になります。7年間も無策のままでいたわけではありません。いろいろな取り組みをしながら気づいたことや、手応えを感じたこともあります。世の中の変化も踏まえながら先手必勝の意識で取り組むことが大切だと思っています。
実は、私たちのグループでは1年ほど前からスタッフ増強計画に取り組んでいます。単純に人を採用(増強)するという意味ではありません。
・既存スタッフの配置
・既存スタッフのステップアップの方向性
・新規スタッフの1年後の目標人材イメージ
・採用(増員)のタイミング計画
etc
いろいろなことをトータルに検討しながら、育成&増員を進めてきました。狙いを持って動くので、急な退職等にバタバタと振り回される感じはだいぶ減ってきました。
交流のある千葉県の小規模デイサービスと連携して育成への注力を協力して行うように話し合いも進めています。(同じような課題を持った仲間です。そして、同じタイミングで、増員・育成という答えにたどり着いた盟友でもあります。)
7年目の事業所ですが、実は入社してから5年や4年半というスタッフも存在します。若芝の開所から加わってくれて、ずっと続けてくれている人は3年目になります。自前で介護福祉士の受験資格(実務経験3年)を満たすスタッフを送り出すことができるわけです。
コア(中核)な人材が出てくることは活性化につながります。なぜなら、同じ思いをもち、同じ方向を向いてくれる人材ですから、事業所の推進力になってくれるのは間違いありません。組織は「かけ算」と言われています。創業者がどんなに頑張っても、
・仲間が思いを持たずに0なら、掛け算の結果はゼロになります。
・仲間が後ろ向きで-1 なら、掛け算の結果はマイナスになります。
・仲間が未熟で0.5なら、掛け算の結果は小さくなります。
・仲間が1人前なら、掛け算の結果は人並みの1倍です。
・仲間が1.2人分の思いを持っていれば、掛け算の結果は大きくなります。
思いは、1日では伝わりません。互いの考え方の違いを埋め合いながら共通理解につながっていくものです。そう思える人材を育てることは、最初は本当に大変だと思います。でも、ひとりでも仲間が増えると、そこからは2倍のスピードで育成ができます。
組織は、足し算ではない。掛け算です。