役割分担(分業)と判断と実行 | 『井福来/若芝/山風木日記』

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ようこそ『井福来/若芝/山風木日記』へ! 私たちの活動が少しでも伝われば幸いです。令和6年6月1日にふじしろデイサービスは移転してデイサービス井福来となりました!

今朝のフジテレビの番組で日本人の決断力の検証というような特集を放送していました。個人に対して、たくさんあるケーキの中から好きなものを選んでください。という問題を出すと、日本人はあっという間に好きなものを選択します。逆にアメリカ人はひとつひとつをじっくり見定めて、決定するまでに時間がかかりました。
しかし、集団でひとつの判断を行なうような質問に変わると、日本人は決断をすることができなくなります。(プレゼントが入った大中小の3つの箱の中からみんなで決めて1つを選びなさいという内容です。)

アメリカ人は、すぐに自分の意見を主張します。そして、相手の意見を聞いて考えを変えたりしながら、最終的にひとつの箱を選択しました。(およそ3分程度)
しかし、日本人は自分の意見をなかなか言い出しません。白々しい発言が3分程続いたところで、「それじゃあ、【大】の箱がいいと思うヒト!」という質問をすると、それぞれが挙手をします。つまり、自分の意見は明確に持っているのです。周りのヒトを気遣い過ぎて、何も言えないのが日本人ということのようです。相手の気持ちをおもばかり、気配りをしながら・・・相互に理解を深めて・・・大事なことですが、もし最後の決断につなげることができなかったら・・・本末転倒ですね。

時代のスピードがどんどん速くなっています。ピラミッド型の組織で上司にお伺いをたてながら仕事を進めていくスタイルでは置いていかれてしまいます。役割分担を進めながら、権限の委譲とともに判断をしていかなければなりません。そして、実行した結果を振り返って、次なる判断の参考にしたり、よりよい改善へとつなげるしかありません。

これまでは、経験豊富な上司が様々なリスクを想定して、適切な判断をしてくれたのかもしれません。しかし、これだけ複雑化した社会では、専門性の高い内容は上司という理由だけでは判断ができなくなります。また即断即決が求められることが増えている中で、こまごまと小さなことまで上司の判断を仰いでいたらタイムオーバーになってしまいます。常日頃から考えて、いざというときに判断できる人材が重宝されるのだと思います。

ちなみに、日本人の「相手をおもいやり」「気配りをする」「語らずに感じる」等の文化観を否定するつもりはありません。むしろ世界に誇るすばらしい感性だと思います。この感性を言い訳や逃げに利用してはいけないということです。普通教育をしっかりと受けて、ある程度の公平性が保たれた社会で育った私たち日本人には、様々な判断をするだけの蓄積や知識があるはずです。必要な決断から逃げる言い訳として「○○さんの意見を・・・」とか「××さんがどう思うか分からない」などと言ってはならないのです。

本当に仕事のスタイルが変わってきたなぁと実感しています。何よりも、変わらないとお客様の希望に応えられなくなってきています。実感します。
お客様は神様です。そして、お客様は教えてくれます。お客様は諦めるとさりげなく去って行きます。