終身雇用!年功序列!の社会構造は、ほぼ終焉を迎えたと思います。ひとつの勤め先で頑張って良い仕事をし続けることは何も悪いことではありませんし、それは素晴らしいことだと思います。
どちらかというと雇用する企業側の事情として、次のようなことを約束できなくなったということだと思います。
終身雇用:能力や成果とは別次元で定年まで居場所を与えるよ!
年功序列:能力や成果とは別次元で給与の上昇を保証するよ!
競争が激しくなっています。変化のスピードも速いです。勝ち残るためには、能力や成果を無視することができなくなったということです。但し、能力や成果というものは数字で表されるモノばかりではありませんから、会社がその結果や個人をどのように評価するかはアナログな部分が多分に含まれていることは言うまでもありません。
雇用される側の意識改革も大切ですね。
・自分は何が出来るのか?
・自分は会社やお客様に役立つようなどんな成果を挙げたのか?
を自分の言葉で表現できるようにならなければなりません。従来の日本人が苦手としてきた部分かもしれませんが、これをやらずにノホホンとしたら居場所がなくなってしまうかもしれません。アピールなんてことではなくて、単純に真摯に取り組んだ仕事の経過を正しく把握していくことが大切だということです。やりっ放し!言われたことを言われたレベルまではやる!という姿勢ではいかんということですね。
それから、仕事の取り組み方もだいぶ変わってくると思います。メールや画像を使ったやり取りは常識だと思いますし、
○○部→○○課→○○係→○○班
というような昔ながらのトーナメント型の組織で仕事に取り組むことよりも、京セラの稲盛さんが言うアメーバ的な組織形態で、柔軟でドラスティックなつながりで仕事をしていくケースが増えているし、このスピーディーな社会には合致しやすいのだと思います。
まずやってみる
→すぐに分析する
→もっと良い方法に変更する
という感じの仕事の仕方です。
あるときは自分がリーダーだが、ある部分は仲間が専門家であり主体的に推進していく。常に頭をクルクル使った状態です。自分の上司が年長者であることはなくなりました。
年下の上司に丁寧語で話しかけるなんて当然です。そういう時代になったのです。30代の起業家なんてたくさんいます。年長者の方が能力が長けているなんて、どこにもそんな保証はありません。自分を磨き続けたヒトが優秀になるチャンスを得られるということです。(磨くだけでもチャンスを掴まなければNG)
自分が若いと思ったことはありませんが、年長者と話をする機会が多いのも現実です。まだ半数のヒトが上から目線で「キミはまだ若いからなぁ」というスタンスで来ます。私は気にしませんが、そういうヒトは偏ったモノサシでヒトを見るので、いい仕事に繫がりにくいです。これが現実です。
「いいから俺の言うとおりにやれ」と強引な助言をされたり、夜遅くに事務所にやってきて、暗い中で強行姿勢で品物を購入させられそうになったこともありました。いろいろな勉強をさせてもらったと思っていますが、年功序列というのであれば、年長者は年少者の目標でなければならないし、お手本にならなければならない。というのが筋だと思います。そこが崩れていることはちょっと寂しい社会だなぁとも思います。
時代は変わっています。謙虚な心で真摯に仕事と向かいあえる職場を作って行きたいと思います。