価格が先か?提供されるサービスが先か?どちらが先にくることもあるでしょう。考え方や扱われる内容にもよります。
砂漠でノドが乾いている人にペットボトルの水は1万円を出しても欲しいかもしれません。
超高級レストランで最高のサービスを提供されたときには、支払(チェック)のときに『おつりはいりません』と言ってしまうかもしれません。
この例えは似ているようで、異なる部分があります。購入者の欲しいという思い(需要)が先にあって、それに見合ったモノ(水)を提供するのが砂漠の話であるとするならば、後者のレストランの例は、購入者にそこまで明確な需要がある訳ではなく、サービスの提供を受けてからサービスに対しての価格を設定したといえます。
価格が先か?提供されるサービスが先か?実は同時なのかもしれません。互いの価値観を摺り合わせて、貨幣価値という数字に置き換えて取引がされます。安いのは良いことかもしれませんが、全てのお客様が安さに価値基準を置いているとは限りません。缶ジュースがディスカウントストアで安く買うことが出来ます。120円の缶ジュースが60円ぐらいで購入できるかもしれません。しかし、1円にはならないだろうし、それを期待しても意味がありません。
需要(期待)=供給(提供する能力)
が合意されなければ取引は成立しないのですから、価格の意味する均衡点はとても不安定なものといえます。
私たちサービス業の価値観は無限といえます。モノを提供する場合は、そこに形や重さがあり、一定の判断基準を設定しやすくなります。でも、サービス業の価値観は、相手がどう感じるか?が全てです。10人いたら10人が違う価値観を持っています。
例えば、このサービスに値段をつけるとしたらいくらにしますか?という質問をしたときに、お財布の中身が100円だったとしたら、0円~100円までの101通りの値段がつきます。1万円だったらものすごいパターンが存在します。100円の缶ジュースは60円~100円に収まるかもしれませんが、サービス業の場合は100通り!1万通りになるわけです。
要介護1の方がデイサービスを1日利用した場合に8000円かかるとします。今日という日はいくらに値するのでしょうか?本来、それを決めるのは利用者様なのですが。。。現状は、法律で規程された利用料で取引がされている訳です。
私たちは8000円以上のサービスを提供している!価格を自由化してくれれば競争力のある事業者が残って、もっとよい社会になる!そんな風に自信をもって仕事に取り組める環境を作って行きたいと思います。