結婚してからずっと

私は夫に期待していました


「分かってくれるはず」

「言えば変わってくれるはず」

「いつか普通の夫婦になれるはず」


その “はず”   に

たくさんの気持ちを乗せていました


でも

現実は思うようには進みませんでした

伝わらない

変わらない

届かない 

そして最後に残るのは

がっかりした私の心だけでした


ある日 鏡を見て気づきました

私は「夫に期待している妻」ではなく

“期待に振り回されている妻”

になっていたことに


そこから少しずつ考え方を変えました


私は夫への期待を小さくしました


・察してくれるはず

・理解してくれるはず

・普通はこうしてくれるはず


       この “はず”   が


私を傷つけていたと気づいたからです

期待をゼロにするのは無理

でも

「小さくする」ことはできました


すると不思議なことに

夫は変わらないのに

私の毎日が少し静かになりました


「またダメだった」

と自分を傷つける

回数が減っていったのです


期待を手放すことは

あきらめではありません

夫に合わせる生き方から

自分の心を守る生き方に

そっと歩き方を変えただけ


夫が優しくなるから

穏やかになるのではなく

私の心が軽くなるから穏やかになる

その感覚を少しずつ知りました


もちろん今でも

チクンと痛む日はあります

「どうして分かってくれないの」

そう思う瞬間はなくなりません


でもそのあとでつぶやきます

この人にはこの人の生き方がある

私は私の心を守っていい


それだけで

涙の勢いが少し弱くなります


期待を手放したら

愛がなくなるわけではありません

私は私らしい形

夫と向き合えるようになりました


がむしゃらに求める妻から

自分を大切にする妻へ

完璧じゃなくていい 今はそれでいい


もし今

「期待するのがつらい」

と感じているあなたがいたら伝えたいです


期待を少し手放すことは

負けではありません

あなたを守る大切な力です


今日もここまで読んでくれたあなたは

本当によく頑張っています

どうか今夜は自分にやさしくしてあげてくださいね。