妻とともに、施設に入居中の義母を訪れました。年初に義母が施設に入居して以来、ほぼ2か月が経過しましたが、妻はほぼ毎週訪問しており、私もこれが三回目です。施設を訪問する際には必ず義母を外に散歩に連れ出していますが、今回は、散歩のついでにハードオフというリサイクルショップでCDラジオを買いました。義母が使っていたCDラジオが壊れたため買い換えようとしたのです。新品の購入も検討しましたが、義母は認知症のため新品の電化製品をちゃんと使えるか疑わしかったので、中古品を買うことにしました。高価な新品を買っても、全く使えないようでは悲しいですから。
レビー小体型認知症の義母は読書やビデオ鑑賞などで部屋で一人で静かに時間を過ごすことが上手にできません。一人で部屋にいると、心が不安で一杯になり、昼夜を問わず妻に電話やLINEメッセージを送り続けます(我々はそれをポエムと呼んでいます😓)。そうした錯乱状態の義母の対応に妻は疲弊しており、なんとかにして義母が一人で部屋で過ごせるよう我々は知恵を絞ってきました。以前は出来たDVDプレイヤーの操作はもはや上手く出来なくなってしまいましたが、CDラジオなら操作はなんとかできそうです。なので義母と一緒にハードオフにCDラジオを物色しに来たのです。
SONYのCDラジオの値札が2,400円と書いてあるのを見た義母は「あら、安いわね💛!」とうれしそうです。義母がちゃんと使えそうなのを確認して、レジにCDラジオを持っていき、代金を支払いました。中古品なので箱が無いのは特に気になりませんでしたが、よく見るとACアダプターがありません。私は店員に聞きました。
私「これは電池で動くんですか?ACアダプターが無いですけど??」
店員「いえ、電池では動きません。ACアダプターはありません。お客様がご自身で用意してください。ちなみにACアダプターも当店で販売していますよ。」
私「??」 まさかそんな状態の品を販売していることに少し驚いた我々は、それでもCDラジオに合うACアダプターを見つけ出し、チェックコーナーで動作確認を行いました。しかし、CDもラジオも全く音が出ません。キレそうになるのを懸命に抑えて私は先ほど代金を支払ったばかりのCDラジオをレジで返品しようとしました。
私「このCDラジオは音が出ませんので返品したいんですけど。」
店員「ええと、基本的に一度ご購入いただいた品は返品不可なんですが、先ほど購入したとおっしゃるなら、特別に応じますけどね。こちらは”ジャンク品”なので、そういう品なんですよ。万一壊れていた場合はお客様ご自身で修理していただくことになっているんです。」
私「ハア?? イヤ、万一じゃなくて確実に壊れているゴミじゃねえか! そんな物を2,500円(プラスACアダプター300円)で販売しているのかよ😡!?」 …とこれはもちろん心の声です😅。口に出したらカスハラ条例で私が訴えられてしまいますから。
恥ずかしながら、ブックオフで中古本を購入した経験しかない我々は、ハードオフの「ジャンク品」コーナーの品をどういった品か理解せず購入していたのです。
店員「ちなみに”中古品”であれば通常保証書もありますし、動作保証もしています。」 店員は勝ち誇ったように無知な我々に言い放ちました。
イヤ、それならそうと、「ジャンク品」とはどういったものか店頭で案内すべきじゃないですかね?という疑問を心に抱きながら、我々は打ちひしがれて店を出ることになりました😭。
ハードオフは立派な上場企業で、業績も順調、株価は4年前から約3倍に上昇しています。
…それにしても恐ろしい時代になったものです。単に我々が無知なだけなんでしょうけど😅。結局、義母のためのCDラジオはネットで新品を買いました。ソニーではありませんが5,000円でした。ちゃんと義母が使えるよう、祈るのみです😓。
ちなみに、最近は毎日のように「明日には施設を退所する!」と妻に息巻いている義母の部屋は、すでに荷造りがほぼ完了していました😂。ベッドマットも片づけられ、布団も布団袋に収納され、今晩、義母はどこで寝るのでしょうか? TVのリモコンは何故かショルダーバッグの中にしまい込まれ、壊れたCDラジオはベッドの上に鎮座してありました。まだラジオだけは聞けるようです。新たに購入したCDラジオで義母の好きなクラッシックの演奏が聴けることをいのります。