義母に要介護1の認定が下りました。これでデイサービスなどを割安に利用できることで少し安心ではありますが、今後ケアマネージャーさんの選定、施設の選定などで義母を説得しないといけないのでまだまだ困難辛苦の道のりが続きます。
このところ介護に関するブログを色々と読み漁って参考にさせてもらっていますが、本当に千差万別、驚くほど義母とそっくりなケースもあれば、ホントかな?と思うほど感動的な美談もありますね。そうしているうちに、いろいろわかってきましたのでまとめておきたいと思います。
まず、我が家の場合、妻のワンオペで介護していることが非常に大変だということ。これが配偶者や兄弟など二人か三人で分担できればかなり違うと思います。
次に、介護される義母の側に、介護者である娘(妻)に対する配慮、リスペクトがほとんどないことが問題を引き起こしている、ということ。ほかの方のブログでも、「子どもが親の介護をして当然」「子供が親の面倒を見るからプロの介護サービスは不要」「親が子供に迷惑をかけて何が悪いのか」といったような親側の時代錯誤的なハラスメント満載の心情が、子供の精神を疲弊させているようです。我が家の場合も、妻が心療内科に通院を始めており、笑い話では済まされなくなってきています。義母は暴言こそありませんが、もはや自分で自分のことをやろうとする気持ちは全く無いようで、四六時中、時間帯を問わず妻に電話、LINEで同じ質問を何十回も繰り返し聞いてきます。これでは精神的におかしくなっても不思議ではありません。
また、認知症患者の親族が状況をよく理解していないため、患者の作り話を真に受けてしまい、施設に入れようとすると「可哀そう」と言ったりして介護者が不当に責められることもよくあるようです。
さらに、義母は読書やビデオ鑑賞、ネット閲覧など一人で行う趣味を持っていないことが問題です。自分が話したいことを何十回と繰り返して聞いてくれる話し相手を求めているようですが、常にそのような姿勢なので友人が一人また一人と去って行ってしまっています。人とのコミュニケーションを求めているのなら、マナーを守らないといけません。仕事ができている間は仕事上の人間関係があってよかったのですが、働けなくなってからは孤独にさいなまれて精神的に不安定な状態に陥っています。
それと、なぜか認知症になる方は、お菓子など甘いものに目がない方が多いようです。中にはご飯の代わりにアイスやケーキを食べている人もいるようです。糖分、着色料、保存料、膨張剤、乳化剤など食品添加物の取りすぎで脳の血管がダメになってしまったんでしょうか。
今後の方針としては、まずはデイサービスやショートステイを体験してもらいますが、どれも満足せずに続かないようであれば、グループホームなどの施設に入居してもらうしかないと考えています。このまま妻がワンオペで在宅介護を続けていては、妻のほうが先に倒れてしまう恐れがありますので。お義母さんには悪いですが、介護はきれいごとではすみません。