昨年、我が家では娘が無事大学入試に合格し、祝賀ムードに包まれたのもつかの間、今年早くも危機が訪れています。卒業に124単位が必要なのに、娘は前期で18単位履修して10単位しか取れませんでした。その最大の原因は欠席です。欠席が1/3を超えると単位を修得することはできないようです。2年生になるための条件すら満たしておらず、大学の教務課から注意されている始末。
高校は通信制で出席しなくてよかったので、1コマ100分の大学のつまらない講義に毎日出席するのはかなりしんどいであろうことは容易に想像がつきます。しかし、それは承知の上で今の大学を選んだわけなので言い訳はできません。
娘の話では、大学の課題が相当ハードで、手を抜いても深夜までかかってしまうようで、そのせいで睡眠時間が削られ、体調不良になって欠席してしまうという悪循環に陥っているようです。春から大学の近くで一人暮らしを始めたのですが、身の回りの家事を一人でこなすのも相当大変なのでしょう。
そういうわけで、土俵際に追い込まれた娘のために、後期の履修登録について家族で知恵を出し合うことになりました。そこでの会話が笑えるので紹介します。
(私)「パパが学生の時は、体育を取って単位数を稼いだけどな。出席さえすれば簡単に単位取れるぞ。ほら、これなんかどうだ?バレーボール、ドッジボールに卓球、バドミントン…簡単じゃないか?」
(娘)「ダメダメ。どれもムリ。できないもん。」
(妻)「できなくても参加すればいいのよ。私が代わりに出席してあげようか?」
(娘)「ダメダメ。若い人ばかりだから!(絶対バレる)」
(私)(笑い)
(妻)「笑い事じゃないのよ!」
(私)「(なんで俺が怒られるんだ…?)」
短大しか出ていない妻からすれば、4大に行ける娘がうらやましいようで、どうやら本気で代わりに出席してもよいつもりのようです(当然ながら不可能です)。
また、発達障害などの診断書を見せれば、多少は学校側に斟酌してもらえるようなので、早速心療内科で診断書を発行してもらいに行くことになりました。さてさて、この顛末はどうなることやら…せっかく合格したのだから、お金がかかっても娘には卒業してもらいたいですが、こればっかりは娘自身が頑張るしかありません。娘もそのことはよく理解しているようです。卒業も大事ですが、とにかく健康面を最優先に考えて無理しないよう伝えておきました。