腎機能は若干の悪化でした。クレアチニンは前回1月の2.21から2.24にわずかに上昇。GFRは25.8から25.4にわずかに低下。ヘモグロビンは前回11.6から12に若干改善しましたが、まだ貧血気味。

 

尿素窒素は26.6から30.1に悪化。尿酸値は薬の効果か、7.4から6.4に低下。

中性脂肪が100から157に悪化。カリウムが4.9から5.5に悪化。前回出てしまっていた尿蛋白は今回は出ませんでした。

 

セルフチェックの一日食塩摂取量の計算式では6.6gと出ました。前回7.1gだったのでよく頑張った印象です。

 

ちなみに、今朝の朝食はアーモンドクリームを塗ったトーストに、キウィ半分(多分カリウムが上がったのはこのせい)、ゆで卵、ブルーベリーヨーグルトに自家製パンチェッタ。パンチェッタがかなりしょっぱく感じたんですが、既製品のベーコンやウィンナーに比べれば保存料、着色料が無いのでずいぶんとましな気がします。

 

総合的に見て、腎機能は悪化はしているものの、まあ許容範囲内で落ち着いている印象です。この2年間新薬の治験に参加しましたが、GFRはこの2年で28から25.4へ低下したので1年平均で-1.3程度の低下ですみました。以前は平均して毎年-3程度はGFRが低下していましたから、新薬の効果はあったのかもしれません。ただ、自分としては食事療法、運動療法も頑張ったつもりなのでどこまでが薬の効果なのかわかりません。そもそも自分が服用したのは偽薬かもしれません。

 

治験薬(協和キリンのバルドキソロンメチル)の服用は今回で一応終了しました。この後3か月間服用を中止して血液検査や心電図の検査をします。その後希望すれば、この新薬が承認されるまでは継続して服用できるそうです。サムスカと違って大量の飲水の負担が無いので生活的には助かります。多分継続服用を希望します。

 

ちなみにこの新薬はNrf2というたんぱく質の働きを促すようで、抗酸化、抗炎症作用があるそうです。当初は抗がん剤として開発されたらしいです。ただNrf2は数百種類の遺伝子に働きかけるので、予期せぬ副作用のリスクもあるため承認が遅れているかもしれないとのことです。私の緑内障が悪化しているのも副作用なのか心配ですが、今のところそのような副作用は発見されていないとのことでした。