緑内障は、視野が徐々にかけて最終的には失明してしまう病気です。これも進行を遅らせるしかすべがなく、治療薬は眼圧を下げる目薬を使います。レーザーの手術とかもありますが、これも基本、眼圧を下げるために行うので、私も医師から勧められましたが、納得ができず未だ手術は受けていません。というのも、眼圧を下げれば確実に緑内障の進行が止まるという保証もないようなので、何のために手術をするのか、今一つ納得ができないからであります。
私の眼圧は現在左右とも16程度です。一時は20を超えていましたが、目薬ではなく自らの工夫で眼圧を下げることに成功しました。他の方でも同じ効果が期待できるかはわかりませんが、トライする価値はあると思いますのでよければ試してみてください。
私が考える、眼圧を下げる有効な方法は、①遠くを見ること、です。なんじゃそりゃ!と思われるかもしれませんが、そもそも眼圧が上がるのは近くばかり見ているから、というのも一因のはずです。なので、スマホやPCなど近くを見ている最中に、数秒でもよいので時折遠くを見るように努めることです。私の場合、3~4m先の部屋の壁に視力検査表を貼って、PCを見る間に、時折それを眺めるようにしています。PC
やスマホでマンガや動画を見ているとつい夢中になって時間が過ぎるのも忘れてしまいますが、時折遠くを眺める癖をつけるだけで、眼圧については結構下げられる印象があります。また、眼鏡とコンタクトを併用しているのであれば、なるべくコンタクトで生活することを勧めます。コンタクトの方が遠くを見る癖がつくと思うからです。
もう一つの方法は、②枕を高くして寝る、です。より詳しく言うと、「傾斜睡眠」と言うらしいですが、頭部、上半身を30度持ち上げて眠ることで、夜間に眼圧が上がるのを防ぎ、眼圧を下げられる効果が期待できるようです。私も楽天で数千円で購入したゆるく傾斜をつける三角マットのような枕で寝ています。これについては、「緑内障 防ぎ抑える 最強療養法」村上茂樹著、創流出版(1400円税抜き) に詳しく記されていますので興味のある方は購入して読んでみてください。
(追記③)ガムをかむ
従来私は目薬(アイファガン、ザラカム)をどれだけ真面目に点眼しても全く眼圧が下がらず、もう手術を受け入れるしかないのか…と悩んでいましたが、この二つの方法で、前述の通り眼圧を無事下げることができ、その後も安定しています。ちなみにもう半年以上、目薬はほとんど差していません。