週末一泊二日で伊香保温泉に初めて行ってきました。 高速バスで東京駅から、予定では2.5時間ですが、高速道路の渋滞で行きは30分遅れの3時間、帰りは1時間遅れて3.5時間かかりました。行きは朝9時発、帰りは伊香保を15時発でしたが、帰りの便は一本早い14時発にすべきでした。
伊香保の宿は福一という、やや高級感のある宿で、ロビーで癒しロボットの社員(
LOVOT)が出迎えてくれました😅。妻が「うちも歳を取ったら生身の猫からこういうのにしたいわね!(妻は人嫌いで動物やロボット推し)」とつぶやいてましたが…サイトで価格を見てびっくり仰天!本体一括577,500円 + 月額サービス料 (プランにより変わるが最低1万円程度)😮! 冗談じゃない! 宿泊客のどこかのガキが
蹴飛ばしてましたけど…いいんでしょうか?😓
夕食は量少なめのコースですが、私は完食して満腹、妻は少し残しました。
朝はビュッフェで海鮮丼もいただき、どれも味は大変美味しかったです。久しぶりの暴飲暴食でまた透析への階段を着実に上りました😅。
伊香保の街は石段街がメインで、365段ゆっくり登り切ってもたいして疲れませんでした。ただしお昼にはちょうど太陽が真正面に上り日差しがきつかった。最上部にある伊香保神社の奥から続く階段~山道をさらに35分程度登って展望台まで歩きましたが、ちょうどよい運動でした。普通の人はロープウェイで登るようです。展望台からの眺めは晴れだったのでなかなか良好でした。有名な山が見えるというわけでもないので写真も撮りませんでしたが(谷川岳が遠くにかすんでました)。
石段街は射的や玉こんにゃく、肉まんやたこ焼き(伊香保焼き)、湯の花饅頭などの食べ歩きの店、石段から横道に入ると若者向けの雑貨店やカフェなどが多く、若者が大勢いました。熱海や草津、高尾山などと似た雰囲気でした。逆に高齢者には石段の上り下りは辛そうでした。
我々はマイカーではないので、石段街周辺しか回っていませんが、一泊二日でほぼ全て行き尽くしてしまい、二日目の午後は時間を持て余してそれほど関心もなかった徳冨蘆花記念館で時間をつぶしました。今日初めて徳冨蘆花を知りましたが、彼は徳富蘇峰の実弟であり、不如帰(ホトトギス)という悲恋小説の大ヒットで有名になり、1927年に腎不全で59歳で亡くなったらしいです。亡くなる直前の2か月間伊香保で療養しており、慶応病院の医者の診断では慢性の腎炎だったとのことですが、写真を見ると異常に膨らんだお腹だったり、腹水がたまっていて苦労したこと、心臓発作もよく起こしていたことなどから推察するにADPKD(多発性嚢胞腎)だったのではないか?と邪推してしまいました。
少し離れて竹久夢二記念館もありましたが、ウィキペディアで彼の生涯を調べると、行く先々で女性を口説いたり、DVし放題だったりでロクな人間じゃなさそうだったので😓、行く気になりませんでした。
それから、肝心の温泉ですが、黄金の湯と白金の湯、両方入りましたが、個人的にはやはり草津の湯のほうが好みです。加えて妻は階段が嫌いなので、再訪することはなさそうです。でも空気や水、食べ物はとてもおいしくて良いリフレッシュになりました😊。