会社によってタイムングはまちまちですが、春や夏、秋などに昇格などの人事辞令がでる時期があるかと思います。そのときを機に、現場からマネージャーになるかたも増え、部下や社員のコントロールをする役割になるかたも多くなりかと思います。本日は、そんなマネージャー向けの記事です。是非ご参照ください。
従業員が何らかの問題を抱えている場合、チーム全体の生産性や士気に悪影響を及ぼすおそれがある。そこで本記事では、そういった従業員に手を差し伸べるための方法をいくつか紹介している。 マネージャーにとって最も困難な仕事の1つとして、問題に悩む従業員を立ち直らせるというものがある。その過程では、官僚主義や、法的な問題といったものに行く手を阻まれることも多い。では、マネージャーとして何ができるのだろうか?以下に、役に立ちそうなティップスを5つ紹介する。#1:親身になる 筆者はこれまでに、自らの上司を満足させることにしか情熱を傾けないマネージャーを何人も目にしてきている。マネジメント上層部を喜ばせる必要があるという現実は否定しないものの、極端なケースも散見されるのだ。例として、筆者が技術サポート担当者として働いていたデータ入力会社のケースを挙げてみよう。この会社では、データ入力を行う従業員が常に厳しく監視されていた。そして彼らの1時間あたりの入力ペースが低下すると、担当のマネージャーによってすぐさまそのことが記録されるようになっていたのだった。こうすることで、最終的には入力速度の遅い従業員を解雇し、入力速度の速い人材を新たに雇用できるようにしていたわけである。 従業員に対して仕事の遂行を促すことは重要であるものの、筆者はいつも相手の側に立ってものごとを考えるようにしている。従業員は1日のうちの少なくとも3分の1を職場で過ごすため、個人の置かれている状況が仕事中に顔を出すことは避けられないというのが筆者の考えなのである。従業員は病気になることもあれば、離婚や家族の死、金銭的な問題といったストレスの高い状況に直面することもあるはずだ。 筆者の経験から言えば、従業員のある1日、あるいは1週間における仕事ぶりに問題があった場合、そのことを直ちに報告書に記載するよりも、彼らと直接話をした方が好ましい結果を得られるのである。彼らを悩ませている問題が明らかになれば、そういった問題の解決に向けて手を差し伸べることができるかもしれない。実際に筆者は、ある従業員が抱えていた問題を、本人のスケジュールを少し変更するだけで解決したことがある。これは簡単な解決策であったが、その従業員にとっては大きな違いをもたらしたのだった。 こういったアプローチは、相手があなたのことを信頼していなければうまく行かないのはもちろんである。そういった信頼を得るためには、問題を抱えている従業員のことを親身になって考え、従業員の作業が健全なものとなるよう気を遣わなければならない。#2:対処を先延ばしにしない 問題を抱えている従業員への対処を先延ばしにするというのは、最悪の選択である。あなたが何もしなくても事態が好転するという場合もあるだろう。しかしたいていの場合、事態が悪化する前に問題に対処する方が、ものごとは簡単に運ぶはずだ。#3:今後の行動計画を従業員と一緒になって策定するとともに、そのフォローアップも行う 従業員の仕事ぶりについて当人と話し合う際には、単に話を聞くだけに終わってはいけない。あなたの最終的な目標は、その従業員が期待に添うような働きをするところまで支援することである。そのためには、今後の行動計画を策定する必要がある。 ただし、そういった計画を策定するだけでは十分ではない。計画が非現実的であったり、予期せぬ出来事によって計画通りに進まないということもあり得るためである。計画通りに進まなかったというだけの理由で、その従業員を解雇したくはないだろう。このため、問題を抱えている従業員と一緒になって、計画の策定だけではなく、週次ベースでミーティングを行い、計画の進捗状況をチェックしたり、必要に応じて計画の微調整を行うようお勧めする。ここまで関与するには、それなりの時間が必要となるものの、たいていの場合その労力は報いられるはずだ。#4:あなたの期待を明確にし、定期的にフィードバックを与える 筆者は会社勤めをしていた頃、一生懸命に働き、良い結果を出すために合法的な範囲内で出来る限りのことを行っていた。このため、成績不振を理由に上司から懲戒処分を言い渡された時にはとても驚いた。最終的には、筆者の仕事ぶりに問題はなく、この上司が筆者に個人的な恨みを抱いていたという事実が判明した。しかし、百歩譲って私に問題があったとしても、この上司はフィードバックを一切与えることがなかっため、筆者には何が問題なのか見当も付かなかったはずだ。 問題を抱えている従業員自身は、きちんと仕事をしていると思っているかもしれない。このため、従業員に対する期待を明確にするとともに、その仕事ぶりがあなたの目にどう映っているかを彼らに対して定期的にフィードバックする必要がある。さもなければ、彼らは何の問題もないと思い込んでしまう可能性が高いだろう。[参照:チーム全体に悪影響を及ぼす前に--問題に悩む従業員に対処する CNET]