令和6年3月9日
週末の土、日は北風がちょっと厳しめですが
よく晴れております。
再開した御朱印めぐり、八王子市内でまだ行っていないお寺を
中心に3月3日にお参りして回りましたが、その中の一軒、
とうがらし地蔵が有名な禅東院を訪問いたしましたので
ご紹介致します。
甲州街道沿いを再び八王子駅方面に戻っております。
追分町という地域の歩道橋上から高尾方面を 中央の山が高尾山ですよ。
更に街道沿いを歩きます、街道テクテク旅みたいになってますが
目的の寺院 禅東院にやっと到着です。
禅東院(ぜんとういん)
山号:神龍山
院号:禅東院
寺号:- - - -
宗派:曹洞宗単立
ご本尊:釈迦牟尼仏
通称:とうがらし地蔵
札所:八王子三十三観音霊場 二十八番札所
寺門広く開いております。
今までどうして、この寺院に気づかなかったのか~
山門を入りすぐ左手に庭園、中には入れませんでしたが
洗練された庭園で京都の寺を連想しますね。
まるで江戸時代の旅籠の風情を残す客殿
山門よりすぐに釈迦像
そのとなりが
とうがらし地蔵
禅東院前の道とうがらし地蔵通りと呼ばれている。
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とうがらし地蔵
寛文十一年(一六七一)八月二十四日建立。当時この地本宿
(本町)は藪の内とよばれ、周辺の農家でとうがらしが多く作ら
れていた。江戸時代の飢饉の際、内藤新宿の「八つ房」という
問屋に卸し、この地の人々が大変助かったという記録が残って
いる。人々はここで育ったとうがらしをお地蔵様にかけ、いつし
か親しみを込めて「とうがらし地蔵」と呼んだ。
地蔵とは字の如く地の蔵、この地で育つものが実を結び花を
咲かすことを願った。縁日は昭和20年代まで盛大に行われて
いた。
「唐がらし 浮世の味は こんなもの」
(境内掲示より抜粋)
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意外でした、八王子でとうがらし栽培が盛んだったということが。
客殿の向かいにある本堂
本堂が二階にあって、建物全体の写真無理.....
本堂から降りる時境内を撮影
紅梅が美しい。
御朱印をもらうために一旦外に再び山門へ
山門入りすぐ右側が庫裡でございます
ご住職自らご対応いただけた。
地蔵尊 とうがらし地蔵尊の御朱印
札所本尊 十一面観音の御朱印
いずれも、達筆な直書きでいただけました。
ご住職はたいへん気さくで丁寧な方でほっとしました。
禅東院もまったく御朱印情報がなく、かなり飛び込み要素が
強かったので、とてもうれしい御朱印拝受となりました。
ご住職、消しゴムはんこを自作していらっしゃるそうで、
季節ごとにご朱印中の花の種類も変わるそうです。
素晴らしい御朱印 ありがとうございます。