巣鴨の真性寺のお詣りレポートの後半でございます。

 

 前半ではお寺の入り口を寺門と表現しましたが、

こちら真性寺の山門は左の路地に面しております。

 この路地が案外と車がよく通ります。

この写真を撮るのに3台ほどの通過を待ちました。

 左の石柱は弘法大師霊場の印

御府内八十八箇所 三十三番の刻が

あります。

 山門の扁額「醫王山」

古い山門ですが、鳩除けの針が敷かれて

ちょっと...ネウインク

 山門に近いところに六角の祠に入った

地蔵菩薩像があります。

 東京都 重要文化財指定の銅造地蔵菩薩坐像

 右に錫杖、左に宝珠を持った地蔵菩薩像です。

 江戸六地蔵は地蔵坊正元が、宝永3年(1706年)に発願し

江戸市中から広く寄進者を得て、(※)江戸の出入口6箇所に

丈六の地蔵菩薩坐像を造立した。

病気平癒を地蔵菩薩に祈願したところ無事治癒したため、

京都の六地蔵に倣って造立したものである。

(境内掲示より抜粋)

 

(※) 東海道(品川寺)、奥州街道(東禅寺)、中山道(真性寺)

      甲州街道(太宗寺)、日光街道(霊厳寺)、千葉街道(永代寺)

   そこに大きい地蔵菩薩が鎮座されている。

   永代寺は明治期の廃仏毀釈により一時廃寺となって

   取り壊しの憂き目に遭うが、現在は代わって、浅草の

   浄名院が地蔵菩薩を安置して六地蔵尊のひとつと

   なっている。

因みに、品川寺と浄名院の地蔵菩薩は

笠をかぶっておりません。

 江戸六地蔵に関する石碑、石柱が多数ございます。

それだけ、昔から人々の信仰の厚さを感じるわけです。

では、ご朱印をいただきに寺務所へまいります。

 寺務所前の庭園に弘法大師像

 見事な紅梅の木、ほぼ満開です。

 寺門のそばの紅梅とは色の濃さが違いますね。

 あまりに見事なのでもう1枚載せます。

 そしていただいた御朱印 ご朱印は御府内八十八箇所

霊場のものをいただきました。

豊島八十八箇所と江戸六地蔵のご朱印もいただけます。

正直、また来たいのでそれは次回に..........

 

まずは御府内八十八箇所 霊場のご朱印

本尊 薬師如来

 

ありがたく拝受致しました。