4月27日の青蓮院門跡の拝観レポートの後半です。

 

この青蓮院という名称ですが、平安時代の初期、比叡山の青蓮房が始まりで、天養元年(1144年)

天台座主、行玄が初代だそうで鳥羽法王の命で青蓮院となったそうです。

また、度重なる災厄(応仁の乱など)の後も、秀吉や家康により再建がなされたということです。

こちらの一文字型手水鉢は秀吉の寄進として特に有名なんですが、

どうにも、トレビの泉か.....お金がいつも底に散らばってます。

華頂殿にかかる梵鐘ですね、撞いてはなりません。

さて、青蓮院の庭園は相阿弥作庭の庭園と小堀遠州作庭の霧島の庭があります。

その霧島の庭を散策してみます。

新緑の中に霧島ツツジの赤が...

霧島の庭でございます。

普通のつつじはまだちょっと早いが霧島つつじは

すでに、7~8分咲きといったところでしょうか。

みごとな紅色ですね。

この霧島の庭は回遊式で途中に

好文亭と呼ばれる茶室があります。

後桜町上皇が御学問所として使った由緒ある建物

春、秋に期間限定の特別公開もあるようです。

霧島の庭から、かすかに平安神宮の大鳥居が....

こちらが青蓮院の本堂である、熾盛光堂です、この反対側には青不動尊も安置されていましたが

現在は東山山頂の将軍塚、青龍殿に移されております。

 宸殿から見た、大クスの木

逆に庭園から見た宸殿

青蓮院の庭園にあり鐘楼です。

この梵鐘は拝観客、誰でもかね撞くことができます。

鐘ゴーン

ぐる~り一周して、再び玄関の横に出ます。

御朱印 預けたご朱印帳を受け取ります。

本尊 熾盛光如来(しじょうこうにょらい)

近畿三十六不動 霊場十九番

青不動であります。

 

青蓮院は、有名な智恩院からも近い位置にあり、

極めて静かな環境下にあり、心なごむ名刹ですね。

尚、玄関の拝観受付けは男性と女性のスタッフがいらっしゃいます。

男性は政治学者の福岡政行に何となく似ているような

ほら、選挙の予想が大外れになる....あの人