高尾山から下りてまいりました、帰りもリフトで下りましたが、上がるより下りの方が一層怖いですね。
途中、鉄塔のつなぎ目のようなところで、けっこう揺れますからね...
再び高尾山口駅から京王線に乗り、4つめ、めじろ台駅で下車です。
ここから、ものの本では徒歩10分となっているんですが、途中で迷いに迷って、やっと
辿りついたのが、真覚寺というお寺です。
めじろ台というところ、閑静な住宅街で、立派な一軒家の多いところです。
途中、白木蓮がほぼ満開の家がありましたね。
大輪の椿でしょうかね、家の前を飾る花を見ながら、歩いて歩いて
やっと、ありました。 真覚寺ですね。
真覚寺(しんかくじ)
山号:常光山
院号:観音院
寺号:真覚寺
宗派:真言宗.智山派
ご本尊:不動明王
札所:多摩八十八箇所 霊場 七十一番
文暦元年(1234年)の創建とされている。
少し小高い丘にありますね、となりは万葉公園という公園で
その公園を目印に探したんですが、この公園というのが、何だか寂しいところで....
先ほどの山門を抜けて、石段を上がり境内に入りますが、ここにも桜の大木がありますね。
ここも満開の時はさぞすごいだろう~ね、と思いながら本堂前に行きます。
立派な本堂でございます、しかし扉は固く閉まっております。
ここに本尊不動明王が安置されているはずですね。
また薬師如来像もあったようですが、市の有形文化財に指定されて、今は市の郷土資料館に
あるんだそうです。
本堂には特に、扁額がありませんでした。
しかしながら、この鐘楼は大きくて....除夜の鐘では、ご近所、檀信徒も大勢集まることでしょう。
鐘楼の隣に弘法大師像があります。南無大師遍照金剛
そのとなり、かなり古そうな地蔵尊ですね。
このお寺、残念ながらネットでもあまり情報がないんですよね。
更に石像がならんでおりました。
左右の二体はともに地蔵菩薩、左から3番目は百度石で明治13年の刻字がありました。
そのとなりが、まったくわからないんですが、南無阿弥陀仏というような刻字がありましたね。
こういうの、疑問に感じたら住職に聞けばいいんですが、どうしてもご朱印もらうと忘れますね。
真覚寺は庭園がなかなか素晴らしいんですね。
この池が心字池と言います。
この池は江戸時代は初夏になるとヒキガエルがたくさん集まる、繁殖地みたいな感じだったそうです。そこで、ヒキガエルの競うような鳴き声の大合唱から、「蛙合戦」と呼ばれたそうです。
今はめったにヒキガエルはいないらしいですが、八王子市の指定天然記念物になっているそうです。
蛙合戦の掲示があります。
何となく、京都の寺の庭園みたいですね。
この手前に見える、枯れた木なんですが
これほとんど紫陽花なんですね、紫陽花の季節はまたきれいでしょうね、
ヒキガエルの鳴き声と紫陽花ですよ。
正面に赤いお堂が見えています。
観音堂ですね
真覚寺の院号、観音院はここからでしょうね。
ご朱印は庫裡の玄関でいただきます。
ピンポーン....ご住職に多摩八十八箇所で回っている旨告げると、すぐに
この多摩八十八箇所 霊場の書置きご朱印を持ってきてくれました。
このように、札所回りですと、予め、このようなご朱印が準備
されており、ほとんど、拝受できないというリスクはないんですが...
持参したご朱印帳に直書きしてくれればもっと良いですけどね。