圓乗院の山門を出て、左にまっすぐ坂を上がります、二又路が出てくるので左の道を
行き、しばらく歩くと信号がありますので、そこを左に曲がりさらにまっすぐに行きます
この道は路線バスが走る道です、右に馬込小学校が見えたら、その向かいが次の
目的、長遠寺です。
長遠寺のとなりに、馬込八幡神社がありますが、今日はスルー
するとして....やや!!
庚申塔が現れました。お寺の山門の更に前ですけどね。中央が青面金剛像といい、
右の手から下がっているのがショケラと呼ばれる人間の身を煩はす霊魂鬼神で
半裸の女人の姿をしている。
延宝5年(1677年)の銘があります。
そして、長遠寺に到着でございます。
長遠寺(ちょうおんじ)
山号:海岳山
院号:大乗院
寺号:長遠寺
宗派:真言宗 智山派
ご本尊:不動明王
寺宝:十一面観音立像
札所:御府内八十八箇所 霊場 八番
玉川八十八箇所 霊場 七十二番
天仁元年(1108)に宥尊によって創建されたが、当初は馬込村字堂寺にあったが、 建武年間(1334-38)に兵火のより堂宇を失い衰えた。 文亀二年(1502)に現在地に移転し、元禄年間(1688~1703)に堂宇が整えられた。 現在の本堂は文久元年(1861)に宥円が再建したものである。(境内掲示による)
こちらが山門です。
山門には海岳山の掲額があります。
山門を入り、最初に目立つのが枝垂れ桜と思しき木の下にある弘法大師の石碑
そして、六地蔵尊です。
手水舎です、洗心の文字がくっきり
この手水舎の後ろにたくさんの石仏が並んでおります。
観音像、地蔵尊などいろいろ
このような形でございます、みんな江戸時代からのものだそうです。
(境内掲示)
草木供養碑というもの
禽獣鶏供養碑とあります。 以前馬込のあたりが、山手牧場であったという由来が
ありましたが、そういう関係なんでしょうかね?
こちらが本堂ですね 南無大師遍照金剛
いつもは、本堂の軒下にある扁額ですが、ここ長遠寺は屋根の部分に
海岳山と扁額が掲げられておりました、珍しい。
そして、本堂には十一面観音菩薩立像が安置されているようですが、秘仏で非公開
とあります。
おっと...1匹の猫が飛び出してきました。
お寺の猫なんでしょうかね....カメラを構えるまでカメラ目線だったんですが
直前で、何か気になるものがあったようです。
ご朱印は庫裏の玄関でいただきます。
ご朱印の旨、インターホンで伝えると、奥さんでしょう
「どうもお寒い中ご苦労様です」と、恐縮するほど丁寧に対応して下さいました。
ありがたいですね、熱いお茶とお菓子いただきました。
ご朱印はこちら、御府内八十八箇所の「本尊 不動明王」です
たぶん、奥にご住職がいらしたのでしょう、豪快な筆致ですばらしい
かさねがさね、ご丁寧で温かいご対応
ありがとうございます。