身延山関東別院は坂の途中にある寺でした、そこを後にその坂を上に上がって行くと
また別の寺があるらしい-地域案内板にあったので、そこを訪ねることにしました。
身延山関東別院でご首題をもらっていたら、もう帰るつもりだったんですけどね、その日
の最後がこれでは帰れません。
坂を上がって最初の角を左に見ると、大きいお寺があります、近くに行ってみると
慈眼寺とあり、真言宗の寺院であることがわかりました。
慈眼寺
山号:喜楽山
院号:教令院
寺号:慈眼寺
宗派:真言宗 智山派
ご本尊:大日如来
札所:玉川八十八箇所 霊場 三十七番
徳治元年(1306)法印定音が小堂を建てたのを始まりとします。天文2年(1533)長崎四郎左衝門が、この小堂を崖上の当地にうつし真言宗慈眼寺と称したとなっております。
(猫の足あとサイトより抜粋)
住宅街の檀家寺ですが、立派な山門です。仁王様(金剛力士像)がいますから
仁王門でしょうかね。
仁王門の扁額は「喜楽山」
喜楽です、昔通ってた府中市内の高校のそばに喜楽というラーメン屋があったな~
この仁王門は閉まっており、実際の出入りは横からですね。
境内に入って、最初に目についたのは、世田谷区の名木百選 タラヨウの大木です。
タラヨウは葉を乾かすと黒褐色となって傷つけると黒変して字が
書けるそうですよ。写経に使ったとか?(広辞苑より抜粋)
手水舎がありました。その左にある深緑の井戸水をくみ上げる手動のポンプは
懐かしいですね....
古い石塔ですが、ちょっと由緒がわかりません。
宝篋印塔ですね、年代は読み取れませんでした。
本堂の裏にきましたが、ここに供養塔を発見
六地蔵尊です、ここから先が墓地区域ということですね。
弘法大師千百五十年忌報恩塔とありますね。
そういえば、こちら真言宗寺院ですが弘法大師像が見当たらない。
こちらが本堂です。南無大師遍照金剛
本堂の扁額は慈眼寺です。
ご朱印は本堂と棟続きの庫裏玄関でいただきます。
こちらですね、庫裏の玄関です。
チャイムを鳴らしても、そのチャイム自体が鳴らない
仕方ないので開けて声掛けさせていただいた。
出てこられたのは奥さん
またあのセリフかな....っと思ったら
ご朱印とも何ともこっちが言わないのに、
「今住職がいないので書いたものでいいですか?」
「はい,ありがとうございます」
やや、書き置きとは言っても
これは直筆ではないか.....日付けは奥さんが入れてくれました。
最後に奥さんから情報、八十八箇所で回っているなら、この先にも
1軒ありますよ...
奥さん、心遣いありがとうございます。