東京の冬って、毎年こんなに寒いんですか。
 去年の年末の大雪とか、今月だって想像してたよりずっと寒い。

 以前ブログに書いた風俗嬢の知り合いから、手紙が届きました。
 お店を閉めることになったので、風俗から足を洗うとのこと。説得が功を奏した模様です。

 学費を稼ぐためにちょっとだけ風俗やると言っていたはずが、ずるずると続けていた挙句、稼いだ金で白札の高い服ばっかり買ってちっとも貯金できてなかったんだもん。
 そのくせ感覚だけはきっちり風俗ズレしてて。
 肝炎とかエイズとか、そういう病気の可能性はちっとも考えない。

 本人は討論好きだとか言って、社会の不満とか信仰について思うこととか色々言うんだけど、やってることと矛盾しすぎ。

 そういう娘の夜間外出にうすうす気付いていながら、何も言わない彼女の両親を疑う。
 信仰で世界平和を祈るのは個人のご自由に、ですがね、一番身近で一番大切なものが目に入っていないようじゃ、誰も幸せになんて出来ないと思う。
 それとも家族なんて大切じゃないんでしょうか。
 赤の他人のどっかの誰かの幸せのほうが大事?
 人の家庭のことなんて、わかんないけどさ。

 風俗は、自分の体を傷つけることだと思います。というのも、昔の自傷仲間に風俗嬢になった子が多くて、彼女らは「刃物の傷よりもっといたいもんがある」と言います。
 リスカなんて生ぬるいと思えるような「自傷」は、この世にたくさん存在します。風俗と言うのも、その一つでしょう。
 
 深酒もそう。
 のめるだけ飲んで死にそうになって、それでも下手に強いせいでまだ酔いきれていないとき…また飲んで。あたまぼーっとして「酔った」って時に思うのは、「今なら死ねる」。って、これはわたしの場合ですが。
 あとは暴飲暴食とか。
 見えない傷って簡単に作れる。

 話がそれました。
 兎に角、風俗ってそういう諸刃の剣であることは確かです。気が付かないフリをすることも出来るけど、わたしは例の彼女にはそういうのは向いてないと思った。

 傷ってね、あとでもうずくんだよ。
 醜い筋みたいな跡がね、時々痛むときがある。

 何ていうか、風俗をやることに対しての自分への「責任」っていうのがあんまりにもなさすぎて、絶対こいつ後悔する、って感じだった。だから止めました。
 彼女はフツーのお水に転職するそうです。 

 手首晒してると、「どうしたの」って目で見られることがしばしば。初めて会った人は特にそう。あの気まずそうに目をそらされる感じ。
 あの時は他にどうしようもないって思えるから別にたいしたことでもないし、自分がやったことは仕方ない。
 いつか例の彼女が風俗に戻ったとしても、今度は止めません。
 痛みは、味わわないと分からない。