帰宅してニュースつけたら、コメンテーターの皆さんがなにやら恐ろしい顔で青少年を語ってました。
 こういうことが起こるたび「どうしてでしょうか」「なぜ青少年が…」「心の闇」云々と言う話が出てきますね。
 
 私には、疑問形で話せちゃう人たちがうらやましい。

 すました顔して専門家とやらに尋ねるアナウンサーは、誰かを憎んだこととかないのかな。いや、仕事だからそう聞いてるだけなんだろうけど。
 犯罪をしてしまう瞬間はやっぱり殺したかったから殺したんだろう。それをどんなに考えたって、罪は罪でしかないと思う。
 
 問題は青少年がどうのこうのとかではなく、我慢できるか出来ないかだと思います。小学生のころ、本気で他人が憎くて憎くてどうしようもなかったことがある身としては、年とか関係ないのでは、と思います。

 少年犯罪を問題にするなら、毎日頻繁に起こるオトナ事件にだって目を向けるべき。犯罪の大半は大人が犯しているこの状況下で、子供がやらないなんて保障はどこにもないじゃん。
 むしろしだしておかしくない。
 犯罪者を年で区別して語ること自体、間違ってるように思うのです。

 やるやらないの壁を越えてしまうことに対して、専門家よ、いいアドバイスをくれ。
 大人化していく子供たちをとめるためにも、こらえることを広めてくれ。
 やらなかったことを「損した」だなんて思わせる社会にはしないでくれ。
 加害者は得するべきじゃないし、ましてや少年だからってことで刑が軽くなるのもどうだろう。
 
 根本的なことからずれて、少年たたき=ゲーム、アニメ、フィギュアたたき…なんてのは見たくないぞ。
 
 断じて弁護ではなく、個人的なことになりますが、高校生ってああも生き辛い時期はありませんでした。
 バイトができる年頃で一人で生きようとすればどうにでもなるのに、流れは大学進学…ってな感じで、自分の意思より先に周りの雰囲気が優先されるようなムードで。
 高校時代が楽しかった、ていう人はちょっと苦手。
 うらやましくてねたましい。
 
 今になってみると、天井が頭スレスレにまで迫ってたような、息苦しい生活でした。指名入らなくってお金たまんなくっても、今のほうがぜんぜんいいや。
 多分良くも悪くも視野が広がったってことなんでしょう。

 殺す殺さないってまで腹を立てることより、聞き流して忘れちゃうことを覚えたし。
 一歩引く…といえば聞こえはいいけど、日々ちょっとずつ感受性が鈍くなってるんだと思うと、まぁ、ちょっと悲しいかな。

 人はこうして大らかになっていくのかな。って、このままじゃ無気力無感動の世界に突入してしまいそうだけど…。

 三つ子の魂云々じゃないですが、どこかでは若さを保っていたいなぁ…。
 精進しなきゃ。