ご無沙汰になってしまいました。コンプリートパスの今泉です。

中学校で一足先にテストを終えた東海、南山女子の生徒たちはテスト返しの真っ最中ですね。昨日、中川が中1の生徒に「学校のテスト持ってきてね」と伝えていましたが、中学1年生の生徒たちは学校で終えたテストを塾に持ってくるという習慣がまだないため、必ず「え?塾にテストを持ってくるの?」といったリアクションになります。

 

  1学期中間テストの見直しを

1学期中間テストは、1学期期末テストに向けてどのような準備をすべきかを考えるための重要な資料です。出題されている問題はどの教材から出ていたのか、正解率はどうか、そして、自分はいつからどのように取り組んだのか。各科目ごとに考察をする必要があります。

 

例えば数学や英語の問題の正解率が悪い場合、以下の点は当てはまっていないでしょうか?

1 答え合わせをせず、問題集を進める

2 間違えた問題に対して、赤で答えを書いて終わる

3 問題集を眺めることが多く、実際に手を動かして解答していない

4 記述の文章問題を適当にマルにする

5 間違えた問題が解き直しされずにそのままになっている     

 

問題集を進めることに必死になってしまうと、問題集の○付けがされていなかったり、されていても適当な○付けだったりすることがあります。また、問題集の問題量の多さから、提出する課題でなければ問題は問題を眺めて終わりといった生徒もいるかもしれません。

 

問題集はこまめに間違えをチェックしながら進め、不明な点があれば修正をしながら進めていくことが望ましいと思います。特に数学と英語の2科目はテスト2週間前までには大方の範囲を終えてしまい、その後の2週間は英数の誤りの修正と、理科や社会といった科目の勉強に充てるのが良いと思います。

  先生、高校の授業英語で話す授業ばかりなんですが…
 

昨日、明和高校の生徒がテスト勉強をしていた時に私に話してくれた内容です。高校1年生のコミュニケーション英語は、ある話題についての文章を読んだ後に、その話題について他の生徒たちと意見を交換する授業になっています。

 

また、論理・表現は特定の場面に沿った表現を学ぶといった側面が強く、英文法に関する説明は一部に限られてしまいます。そのため、旭丘高校でも、明和高校でも文法の多くはテスト範囲を指定され、その範囲を自学自習することで英文法を「学んだ」ことになります。

 

いくら高校内容の一部を中学内容に先倒しした指導要領でも、高校範囲を英語を全て網羅しているわけではありません。共通テストの英語を読むためには、助動詞の慣用表現も、仮定法過去完了も、分詞構文も、関係詞の非制限用法も、接続詞の譲歩表現も、接続副詞も、譲歩、理由を表す前置詞も終えていない状態です。また、英文法が曖昧なままでは内容の正確な読み取りにはつながっていきません。

 
私立の生徒に比べ、公立の高校生は英文法を終え、英文解釈に進み、多読を始めるまでに時間がかかりがちです。学校の生活にも慣れてきたころだとは思いますので、テストが終わりましたら英語数学の先取りを考えてみてはいかがでしょうか。
 
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